お金のこと

フリーランス6年目の映像クリエイターが実際にやっている節税方法

イノシタ

映像クリエイターをはじめとして、IT土方(どかた)と呼ばれるクリエイティブ業はぶっちゃけお金の使い方にまで頭が回らないですよね?
(自分がそうでした。。笑)

会社員/フリーランスともにですが、こちらのいずれかが当てはまる方には是非この記事で節税のメリットを知って欲しいです。

・機材を新しく買いたいのに税金が高くてなかなかお金が貯まらない
・たくさん働いてるのに税金でたくさん持ってかれて気付いたら手元に残らない
・今は懇意な担当者から仕事をもらっているが、担当者がいなくなったら収入のあてがない
・そもそも節税のやり方がわからない

節税は知っていると知らないとでは本当に100万円くらい手元に残るお金が変わって来たりします

そこで、6年間フリーランス(自営業)をやって来て得た、自分がやっている節税の種類をご紹介させて頂きます。

実際にやっている節税の内容

ざっと一覧にするとこんな感じになります。

・文芸美術国民健康保険組合
・確定申告(青色65万円控除)
・生命保険
・ふるさと納税
・小規模企業共済
・個人型確定拠出年金(iDeCo)
・住宅ローン控除

細かくは別記事で個別に掘り下げていきたいのですが、それぞれの簡単なメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

フリーランス6年目で実際にやっている節税方法の概要

文芸美術国民健康保険組合

メリット

国民健康保険の代わりに、組合の健康保険に入ることで所得に左右されず保険料が固定になるので(しかも比較的安い)稼いでる人ほど加入をオススメします。
地区にもよりますが、所得が600万円ほどあるような方は国の国民健康保険料の半額くらいになるイメージです。
また、健康診断や人間ドックを受ける際に補助金がでます。

デメリット

所得が下がった場合、所得額によっては国の国民健康保険のほうが安くなる場合があります。
定額ではありますが、年度ごとに値上げされる場合があります。
加入審査に一手間必要。(まず加盟団体の会員になる必要がありまして、団体に会員費を払う必要もあります。)僕の場合は映像デザイナーなので「VFX-JAPAN」という団体に加入しています。

確定申告(青色65万円控除)

メリット

所得(稼いだお金-経費)からさらに65万円を引いた状態で税金の計算ができるようになります。
※税金が65万円安くなるということではありません。
例として、所得が500万円の人の場合は白色申告より13万円ほど所得税が安くなる計算になります。
去年初めて65万円控除にチャレンジしたのですが、切り替えが大変で結局税理士さんに10万円払って申告までの調整をやってもらうことに。。。

デメリット

複式簿記でやる必要があり、freeeMFクラウド弥生シリーズなどの会計サービスや会計ソフトを使った上でも少し知識と手間が必要になってきます。

生命保険

メリット

何かがあった際には安心のシステム。払込金額によりますが、年間12万円が控除の限度額。
自分は家族がいるので入っていますが、一人身だったら別の節税手法か投資に回していると思います。

デメリット

定期的にお金が出て行く。何もなければ基本は払い損。

ふるさと納税

僕はここでふるさと納税しています「さとふる」
返戻品の種類が多くてオススメです!

メリット

ふるさと納税サイトから任意の自治体に寄付することで、自己負担額2千円を除いた寄付の全額が、所得税・住民税から控除されます。
なので、節税しながら2千円で各地の美味しいものが食べられたり、いいモノを手に入れられたりする最強の制度です。
去年初めて10万円ほどふるさと納税をしました。おいしい肉と果物、布団や包丁をもらいました笑

デメリット

家族構成や年収、医療費控除や住宅ローン控除などに応じて一定の上限が決められていて、上限を超えた部分は控除されないので要注意。

 

 

小規模企業共済

公式ページはこちら「中小機構 小規模企業共済」

メリット

自営業や中小企業の退職金積み立て制度で、月々千円~7万円の間(500円刻みに設定可能)で積み立てていき、その全額が控除されるというシステム。
解約時に受け取る際には、事業所得ではなく退職所得となるためこれも節税になります。

「事業所得」の場合:収益-費用=所得
「退職所得」の場合:(退職金-控除額)×1/2=所得

さらに、積み立て期間が長いほど解約時にもらえる額が増えていきます。
仮に30年間で360万円を積み立てて廃業した場合、430万円ほどになってもらえるようです。(720カ月の120%が上限)

また、所得金額600万円の人が月7万円掛けると、年間節税額は25万円ほどになります。
千円でもいいので独立した方は絶対に入った方がいいと思います。

デメリット

貯金をするようなものなので、手元のすぐ使えるお金が絞られます。
また、最初の1年間は掛け金額の変更ができないため、無理な設定をすると詰みます笑
12ヶ月未満での解約は掛け捨て、20年未満での任意解約は元本割れになりますので要注意です。
※廃業や退職なら元本割れはありません。

 

個人型確定拠出年金(iDeCo)

僕はここで確定拠出年金をやっていますマネックス証券
企業型と個人型があり、会社員の方は会社が導入していなければ自分の意思で加入ができません。

メリット

フリーランスの場合は月々6万8千円が上限で掛け金が全額所得から控除される。
会社員の場合は月々2万3千円。
月々6万8千円を掛けた場合、24万円ほど所得税・住民税が減ります。
会社員で月々2万3千円を掛けた場合は8万円ほどの節税になります。
また、運用方法によりますが、複利運用によって着実に増やすことができる(かも)。その運用益は全額非課税になります。
受け取りの際にも税制優遇があり、お得です。
60歳になれば、年金的に分割で受け取ることも一括で受け取ることもできます。

デメリット

60歳までは途中で解約して引き出すことが原則できません。
運用方法によっては、減ることもあり得ます。

住宅ローン控除

公式ページはこちら「すまい給付金 住宅ローン控除」

メリット

住宅を住宅ローンで購入した場合に、10年の間、住宅ローンの年末の残高の1%が所得税から戻ってくる制度です。余った場合は住民税から差し引かれます。

デメリット

1人だけで借りる場合と夫婦で借りる場合共に、所得によってはフル活用できないことがでてくるため注意が必要です。

その他にもあります

他にも、国民年基金中小企業倒産防止共済掛金(経営セーフティ共済)、奥さんが専業主婦の場合は従業員にするなどの手法もあります。
自分はご紹介したものしか導入していませんが、これらも強力な節税手法になりますので今後検討していきたいと思っています。

実際にやってみて

イノシタ

正直、手続きとかはちょっと面倒臭いです笑
書類を取り寄せていろいろ記入してハンコおして。。。
ですが、上記の僕が導入している節税手法だけで年間100万円は得していると思います。

子供が2人できると保育料や身の回りの品だけでも結構な出費になるので、少しでもなにかやらなければと2017年の末頃からいろいろと調べて導入を始めました。
特に保育料は所得によってはめちゃくちゃ値上がりしてしまうので所得を減らせる所得控除はかなりアツいです。

また、一歩踏み込んで節税に取り組むだけで、少し将来に余裕が出て来たような気がしています。
なんだかちょっと大人になったような笑

もしまだ少しもやってない!という方は検討の価値はあると思いますので、お早めにご検討頂くのが良いかと思います。