お金のこと

フリーランスクリエイターの特権『文芸美術国民健康保険』で国保を安く抑える!!年間所得いくらから得するのか計算/比較して算出

イノシタ

フリーランスのクリエイターしか入ることを許されない健康保険組合、それが『文芸美術国民健康保険』です。

こちらの記事では文芸美術国民健康保険とは何か?と映像系の加盟組合の比較ができる一覧がご覧いただけます。

フリーランスであれば、基本的には普通の『国民健康保険』に入ることになります。
しかし、その保険料はえげつないです!

『国民健康保険』と『文芸美術国民健康保険』でどのくらい違ってくるのか

例えば、前年度の所得(総売り上げ-経費)が600万円だったとします。

まずは、文芸美術国民健康保険(以下、文美国保と記載します)に入っていなかった場合の健康保険料を計算してみたいと思います。

文美国保に加入していない場合

国民健康保険料は地域によって計算率が異なりますので、仮に東京都千代田区在住の方の場合で、所得が600万円の場合で「年金収入0」「その他収入0」「固定資産税0」の設定とするとこうなります。
(扶養はないものとします)

国民健康保険料は369,948円となりました。
1ヶ月あたりでは30,829円の支払いですね。

年間所得600万円の場合、月間の平均純利益は50万円ほどになりますが、その6%も持っていかれる計算になります!!
ヤバくないですか。。。?

お住まいの地域の国民健康保険料の計算はこちらで計算することができます。
国民健康保険計算機

文美国保に加入している場合

こちらも条件は上と同じとします。
その場合の計算はこちらになります。

19,600円(2018年9月15日現在)×12ヶ月=235,200円

ということで文美国保料は235,200円になります。
実際はこちらに協会加入料が発生しますが、多くは年間1~2万円ですので年間健保料25万円としても国民健康保険より12万円も安い計算になります。
※ちなみに、僕が加入している「社団法人 VFX JAPAN」は入会費(最初のみ)3,000円で年会費が12,000円です。

一定以上稼いでいる人であれば加入しない理由はないですよね?

注意点

注意点 その1

注意点としましては、まず「一定以上稼いでいないと損する場合がある」ということです。
上記では600万円の所得で12万円得する計算になっていましたが、この所得がいくらまで下がっても大丈夫なのかを上と同様に仮に千代田区で計算してみたいと思います。

所得500万円の場合(条件は先ほどと同様)
所得500万円の場合の国民健康保険料

所得450万円の場合
所得450万円の場合の国民健康保険料

所得420万円の場合
所得420万円の場合の国民健康保険料

所得400万円の場合
所得400万円の場合の国民健康保険料

ということで、所得が420万円付近で損する可能性が出てくることがわかりました。

とは言っても、所得420万円ということは経費が100万円としても売り上げが520万円出てる訳なので必ずしも多くの人にとって利益になるとは言いがたいかもしれません。

いずれ映像クリエイターズギルドのみなさんの力を借りてフリーランス映像クリエイターの平均所得を出してみたいなと思います。

注意点 その2

これ、結構困るんですが、毎年保険料が上がる傾向にあります。
というより上がっています。

全年まで保険料が月額17,200円のですが、今年度から19,600円と2,400円も値上げされています。

そのため、今後の値上げのペースなどによっては脱会を検討しなければならない時が来るかもしれません。

もしまだ加入されていない所得420万円以上のフリーランス映像クリエイターの方は、是非ともご検討頂くのが良いかと思います。

 

まとめ

他にも、人間ドックを割引で受けることができるなどのメリットもあります。

協会への所属手続きなんかは審査も絡みますので、正直ちょっと手続きが面倒くさかったりするのですが、お得な人にはとてもお得な制度なのは間違い無いです。

こちらの制度を映像クリエイターズギルドでお伝えしたところ、めちゃくちゃ早い動きで即座に申し込まれたメンバーの方がいたのですが、申し込みのタイミングが毎月2日までのところ、協会の加入審査が遅れたため3日になってしまい加入が1ヶ月ずれ込んで数万円の無駄なお金の削減が間に合わなかったケースもありましたので、ご興味がある方はできるだけ早く動かれることをオススメします。
僕が加入している「社団法人VFX JAPAN」の場合は、審査に1週間ほどかかるイメージです。

映像クリエイターズギルドに参加してもらえれば「社団法人VFX JAPAN」に加入される場合は推薦者枠に僕の名前を使って頂くことも可能です。
(※推薦者枠に僕の名前を書かれて落ちてしまわれたケースもありますのでアドバンテージの有無はわかっていません。。。)

僕は運とタイミング良く知人から教えてもらえたため、独立して2年目に加入しましたが現状は知らない方もまだ多いようなので、もしここで知ってもらえたならばとても嬉しいです。

払わなくて済むお金は勉強して払わないようにしつつ、新しい機材などの設備投資ないし運用に回していきましょう!
そのほかの節税/運用についての記事はこちら