10年単位で持ち続ける意思を持って始めて密かに人気を博していたこの【毎月一万円メルカリ株を購入するとどうなる?】シリーズ企画でしたが、残念ながら4月分までで終了としていました。
このシリーズの終了を決めた理由としましては、以下の理由になります。
・積み立て運用をするにはリスクが高すぎた
・金額的に積み立ての意味が無いかもと気づいた
・海外ETFのほうが魅力的だった
積み立て運用をするにはリスクが高すぎた
まずメルカリのメインサービスも含めメルカリなどで期待ができる銘柄なのは間違いないと思います。
ただ、海外の事業がうまくいくかという問題が大きかったり、値段の上下が激しすぎてドルコストがあまり有利に働かない気がしたというのがあります。
金額的に積み立ての意味がないかもと気づいた
ワン株で買うので、金額自体はそんなにあまり関係ないと思うかと思いますが1万円で買うとなると一回が3株かよくて4株という計算になります。
そうなると1単元(100株)に到達するまでに1年近くかかるという計算になるので、それまでにガクッと値段が下がっていたらその途中でビジネスへの投資や自己投資や設備投資に対するお金が大きく目減りしてしまっている可能性が低くないです。
それらを考えるとリスクが高いことも相まって利益があるうちに売り払ってしまおうと決意しました。
海外ETFのほうが魅力的だった
投資の勉強をしていく中で、配当があり値上がり益も無難に見込める海外ETFを収入の柱の一本として活用しながら育てていくのはかなり有効だなと感じたため、資金は基本的にそちらに移すことにしました。
お金が必要になった際にも目減りしている可能性が低く、現金化しやすい中で配当益と値上がり益が見込めるというのは非常に魅力的だなと感じてこちらへの投資を決定しました。
海外ETFってなに?という方は下記でメリットやETFの戦略を書いていますので是非ご一読頂けると幸いです。
利益は最終的にいくら出たのか
最終的に、このメルカリ株でいくら利益が出たかという点です。
値段の上げ下げが激しい中にも多少のリズムがあるなと数か月買っていく中で気づきがありました。
そこで、売り抜ける前に利益を出そうと値段が比較的下がった際に2単元(200株)の約60万円分ほど追加で買いまして少し上がった段階で売り払って8万円ほどの利益が上がりました。
これは積み立てで買っていた分が結構取得単価が低かったことがこの決断に踏み切ることができたのが大きかったです。
僕がどんな思考でこのシリーズを始めたのかを残すために、下記の過去分はそのまま残しておきたいと思います。
ワン株自体は株の感覚をつかむうえで悪い取り組みではないと思いますので、資産状況や投資への興味の具合を考えられたうえ是非ご活用くださいませ。
うまくやれば利益も出すことができるのではないかなと思いますよ^^
是非、ご参考にして頂けましたら幸いです。
ドルコスト平均法でワン株買いに挑戦シリーズとは
恥ずかしながら、僕の状況としましては節税運用と住宅ローンなどに固定費を多く入れているため月々に使える余剰資金がある程度限られています。
そんな中、もう少しだけ運用商品を増やしたいと思い立ちマネックス証券の「ワン株」システムを利用して毎月1万円分づつ株を買ってみることにしました。
買う株は、個人的に未来に期待している東証マザーズの「メルカリ株」です。
何も事件がなければ10年単位で持つつもりでドルコスト平均法で毎月買い増していきます。
この継続買いましの動向をシリーズ化して毎月お送りさせて頂ければと思っています。
できるだけ月初めに買い増し、月末に収益公開としていく予定です。
下がれば多く買えて良し。上がれば収益上がって良しのスタンスで機械的に買っていきます。
果たしてワン株買いでドルコスト平均法が成立するのか!?
今回は第三回目になります。
収益公開
2018年10月【第1回】の収益
10月分の収益(評価損益)は-804円でした。
2018年11月【第2回】の収益
11月分の収益(評価損益)は-2,177円でした。
2018年12月【第3回】の収益
12月分(スクショは1月9日のもの)の収益(評価損益)は-11,005円でした。
2019年1月【第4回】の収益
1月分の収益(評価損益)は-2,870円でした。
2019年2月【第5回】の収益
2月分の収益(評価損益)は+25,840円でした。
2019年3月【第6回】の収益
3月分の収益(評価損益)は+31,119円でした。
2019年4月【第7回】の収益
4月分の収益(評価損益)は+37,444円でした。
GWの影響でスクリーンショットが5月9日のものになってしまいました。。
3月と比べると+6,325円の評価損益です。
保有数は41株から44株になりました。
12月末に底をついてから毎月着々と上がってきていますね。
仮に今後配当や優待などが着いたり、メルペイ効果で利益が爆上がりしたらさらなる値段の高騰が見込めるのではと思っています。
GWの50%バックキャンペーン分で次回くらいの決算は地獄のような数字になりそうですが、下がったら買い増すのみです。
ちなみに上場初日の終わり値は5,300円でしたので、そこの水準くらいはいずれ行ってもおかしくないと考えています。
配当などが着きだしたら1万円くらい行く可能性もあるかも?なんて思いながら引き続き買い増していきたいと思います。
これから株式投資を始める方は、注目されているのに大きな理由なく下げすぎている株を狙うといいと思います。
下げすぎた株はメルカリのようにすぐに戻す可能性が高いからですね。
この記事を株式投資の壁を取っ払うきっかけにして頂けると嬉しい限りです。
そんなこんなで、今後も動向をお楽しみ頂けたら幸いです^ ^
実際にワン株買いでやってみての所感
ワン株買いでぶっちぎりでキツイな〜と思うのが、下記の2点です。
・値段を指定しての購入(指値買い)ができない
・欲しいタイミングで買うことができない
基本「成り行き買い」と言って、いくらでもいいから注文が通るなら即座に買うぜ!という買い方なのですが、それしかできません(^◇^;)
なのに、買えるタイミングというのが1日2回しかないので、安くなっていて買いたいタイミングがあって注文をしても結局変えた時には結構上がってしまってたということになっています。。
・11時半までの注文は午後の部(後場)の最初の値段で買うことになります。
・それ以降の注文は翌営業日の午後の部(後場)の最初の値段で買うことになります。
まあわかってたことなんですが、実際体験してみると不便です笑
ただ、基本的にはドルコスト平均法での購入につき長期的に見ればメルカリがちょっと上がるだけでも勝てる想定ですので、どのくらい増えるのか実験的に続けて行きます。
目標は、元金を倍にしてPC購入です笑
ワン株とは
ワン株とは、マネックス証券が取り扱っている「株式ミニ投資」の略称で、読んで字のごとく株取引をミニサイズで小さく行うことができるサービスです。
通常、株を購入する際には100株or1000株を1単位として購入することがほとんどです。
なので「株価が3000円だ」という場合に株を購入しようと思ったら3,000円×100株で30万円が必要になります。
しかし手元資金が少ない場合に、通常購入より少し高い手数料を払うことで普通は買えない1株から買うことができるのがワン株となります。
他の証券会社でも「ミニ株」や「るいとう」といった似たようなサービスがあるのですが、僕は現在マネックス証券でiDeCoとつみたてNISAの運用をしているのと、ここが少数購入時の手数料が一番安かったため特に証券会社の変更はしませんでした。
ちなみに手数料は
業界最低水準の約定代金(購入決定した金額)の0.5%(最低手数料48円(税抜き))です。
1万円で購入した場合、50円ほどの手数料がかかるということですね。
興味がある方はマネックス証券に限りませんが、とりあえず口座の準備だけでも進められることをオススメします。
僕はマネックス証券で積立NISAとiDeCoも開設して使っています。
買いたい時に証券口座がなくて機会損失をしてしまうということがよく聞かれますので、少しでも検討されてるのなら無料なので口座だけでも開設しておきましょう。
なぜメルカリ株を買い始めたのか
理由はこんな感じです。
・季節関係なくモノが売買される日本最大級のプラットフォーム
・これから日本で流行り出すであろうキャッシュレス決済サービスの一翼を担う「メルペイ」の導入
・メルチャリや、先日買収した「CARTUNE」の「車」を使った何かで今後有力なシェアリングエコノミーにも強くなる?
・仮想通貨交換業への参入(仮想通貨の市場拡大時の売り上げ、とメルペイで利用可能になった場合のシナジー効果に期待)
・すでにかなり育っている同類銘柄のソフトバンクやLINEよりも、伸びは期待できそう
・決算が多額な赤字だったため、これからしばらくは下げて行くと思われるので買い始めるチャンス
決算がよくないのと、メルカリが浸透しきって飽きられ始めている、海外事業や新規事業がことごとく空振っているという背景も当然考慮には入れないといけません。
しかし、リスクを取らないと大金は得られないという考えのもとこれからの成長に期待を込めて投資をすることに決めた次第です。
致命的な何かがあればもちろん売りますが、それまでは基本売りません。
どうなるのか結果にご期待ください笑