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【7年の経験から思う】個人事業主(フリーランス)のメリットとデメリット

【7年の経験から思う】個人事業主(フリーランス)のメリットとデメリット





フリーランスという響きにあこがれを持っていたり、脱サラをしたいと考えている方はTwitterやYouTubeなどでメリットやデメリットをあらかじめ調べると思います。

僕も独立前には結構調べていました。

ただ、twitterなどを見ていると人によって意見がまちまちで、結局どっちがいいんだろうって気になりますよね。

フリーランスの男
フリーランスの男
フリーランスのほうが絶対いいって!
副業会社員の女
副業会社員の女
会社員しながらの副業が最強!

しかし、ぶっちゃけ会社員をやりながら副業をしている人はそれが最適解だと思ってやっているし、

フリーランスでやっている人はそのほうが効率が良かったりストレスフルでいいなんて思ってやっているので、結果それぞれのポジショントークに収まっちゃうんですよね。

そこで、この記事ではフリーランスとして25歳から7年ほど個人事業主としてやってきた僕の体験から得た個人事業主(フリーランス)のメリット、デメリットについて記事にすることでこの結論の判断材料として頂ければと思いました。



個人事業主(フリーランス)のメリット

個人事業主(フリーランス)のメリット
個人的に経験から思う個人事業主(フリーランス)のメリットとしては、これらが挙げられます。

・通勤の必要がない(働く場所・時間をある程度自分でコントロールできる)

・自分の基準と状況に合わせて案件を受注するかしないか決められる

・人脈を築いたり自分をブランディングするスキルも身につく

・人間関係のストレスを受けにくい

・お金と経営の知識が自然と身につく

・副業だろうが投資だろうが気にせず取り組める

・節税に関して工夫することができる

・やればやっただけ収入を得られる

通勤の必要がない(働く場所・時間をある程度自分でコントロールできる)

通勤時間については、仮に浪費していたとすると相当な無駄な時間になってしまいますので要注意です。

1日のうち完全に自分に使える時間(ドリームタイム)の算出をすることで通勤時間がないということにどれだけの価値があるかを見ることができます。

1日24時間のうち、下記のような振り分けだとすると

・通勤 → 往復2時間(日本での平均通勤時間は往復2時間のようです)
・勤務時間 → 9時間
・睡眠時間 → 7時間
・帰宅前後の食事/準備/入浴などの必要最低限な生活時間 → 2時間

1日に使える残り時間 → 4時間

自由に使える4時間のうち通勤での疲れ会社の付き合いで飲みに行ったりという要素も考えると、会社員の場合は自己投資やスキルアップに使える時間を作るのって相当難しいですよね。

これは会社員/個人事業主問わずですが、通勤が必要な方であれば、時間を作ろうとした時に現実的に削れる他の時間は睡眠時間必要最低限の生活時間くらいしか有りません。

正直睡眠時間を削るのはしんどいところです。

ただ、僕の場合は在宅で作業しているため、奥さんや子供二人との時間を一般的な家庭よりはかなり取れているというのは非常に大きなメリットだと思っています。

場所についても、作業内容次第ではノートパソコン(下手したらスマホ)でできてしまうケースもあるので自由度は高いと言えます。

僕は実家に帰省する際などはノートパソコンを持っていきます。

そうすれば、どうしてもやらないといけない急な修正対応などには遠隔でできるようにしておいて作業することができます。

働く時間も自由なので、昼に起きて3時間ほどぱぱっとやって布団で少し寝るなんていう荒業もできちゃいますよ。

自分の基準と状況に合わせて案件を受注するかしないか決められる

例えば子供が生まれる前に奥さんが入院していたりすると、仕事をしている場合ではなく奥さんのサポートをする必要が出てくるケースがあります。

(我が家の場合は両親とも近くに住んでいないため僕が子供と家のことをすべてやる必要がありました。。)

イノシタ
イノシタ
仕事をゼロにするとそれはそれでマズいのでバランス調整が非常に大事。。!

そういった際に仕事の量を自分の裁量で断ったりタイミングの相談をしたりすることができるのは大きなメリットの一つと言えます。(会社員なら有給という技があるんですけどね笑)

あとは技術的にギリギリ対応できるかどうかの案件を受けることでスキルアップにつなげるか、微妙な結果で信頼を落とすか。。などの経営判断をすることも醍醐味だったりします。

人脈を築いたり自分をブランディングするスキルも身につく

さらにフリーランスの利点として大きいのが、実績を作りながら個人としての名前を売っていけるということが挙げられます。

会社員は会社が潰れたり突然フリーにならざるを得ない状況になってしまった場合、いきなり独立してすぐ仕事を受けられるかというのは少々難しいと思われます。

なので、準備を整えた上で独立して、人脈や個人としての価値を高めることはこれからの時代にコミットした動きと考えることもできます。

人間関係のストレスを受けにくい

会社員の場合は、上司や隣の席の同期、日々すれ違う名前も知らないような同じビルの他人などに気を使うことが日常的にあるかと思います。

その消耗って、脳にとって結構大きいダメージなんですよね。

飲み会の誘いを断るなんて、考えただけで脳が疲れます。

その反面、個人事業主の中でも在宅作業のケースに限りかもしれませんが、人とのかかわりによるストレスは日常的なレベルではほとんどないと言えます。

たまにめちゃくちゃなやり取りをしてくる担当者に憤るくらいで、あとは仕事を受けすぎたりしてのストレスは自分の責任になるので、その分に関しては納得できちゃったりします。

基本的には人と会うときはクライアントやビジネスパートナーになりますので、妙に圧迫してくる人なんていないですからね笑

お金と経営の知識が自然と身につく

確定申告から始まり、各種税金の支払いやそれに対抗するための節税の知識など、どうしてもお金の知識は身につけざるを得なくなります。

経営の知識に関しても、これからは「個人の時代」なんて言われていますので、何かを始めようと思ったときに経営者的な視点から行動ができるように実際に経験を積んでおけるのは大きいと感じます。

僕も独立していなかったらきっとiDeCoやNISAなどは全く知らなかったのではと感じるので、そういう意味では今後の時代に向けて独立してよかったなと僕は思っています。

副業だろうが投資だろうが気にせず取り組める

今では副業OKな流れになっていますが、そうでない会社の場合は副業にしても投資にしても手続きや経理への確認が必要になったりして七面倒くさいです。

フリーランスならYouTubeをやりたければYouTuberになることもできますし、ブログで収益をあげようと思えば誰にも文句を言われることはありません。

僕も会社員だったらたぶん投資には二の足を踏んでいたかもしれませんが、今では海外ETFなどに手を出すようになっています笑

節税に関して工夫することができる

会社員では経費にすることができるものや、税金にたいして控除を受けることができるものはかなり限られていますが、個人事業主(フリーランス)であればいろいろな手法があるので工夫次第で支払う税金を大きく下げることができます。

個人的にはこの勉強が結構楽しかったりしますのでそういう楽しみ方もありますよ笑

やればやっただけ収入を得られる

会社員の場合は、残業代などが出るケースもありますが基本的には働けば働いただけドカッと収入があがるということは少ないと思います。
(営業などのインセンティブ系はもう少し上がり幅が高いかもしれませんが)

しかし、個人事業主であれば受注すればするだけ稼ぐことができます。

その際に外注して絶対数を増やすという運営の仕方もあれば、個人で納まる範囲で無理をしながらうまく調整していい具合に受注していくスタイルもあります。

やればやっただけ稼ぎになるのはやる気につながるわね!
イノシタ
イノシタ
個人事業主としてやっていく上で大きなモチベーションの一つです!

それでは、デメリットはどのようなものが考えられるか続いてご紹介できればと思います。

個人事業主(フリーランス)のデメリット

個人事業主(フリーランス)のデメリット
経験から思う個人事業主のデメリットとしまして、これらが挙げられます。

・経営面(営業/経理/時間管理など)も自分でしないといけない

・責任が全て自分にかかってくる

・収入の不安定さ

・技術研鑽する機会を積極的に設けないといずれぶち終わるリスク

・働けない状況になった際のリスク

・社会的な信用があまり無く、住居を借りたりしづらい

・有給休暇や育休はない

・基本的には孤独

仕事に関わる全て(技術研鑽/営業/経理/時間管理など)を自分でしないといけない

ドリームタイムの話を上述させて頂いたのですが、仕事に関わる全てを自分でやることの時間を考えると仕事のやり方によってはフリーランスの方が損する場合も出てきてしまうかもしれません。

例えば、経理に時間を掛けすぎたら結局可処分時間がマイナスになってしまうかもしれませんし、時間管理を怠ってさぼりすぎたらキツイしわ寄せが待っています。

もちろん営業努力や、節税などの経営努力も必要になりますので、そういった点では会社員よりも覚えなければいけないことがかなり多く大変です。

責任が全て自分にかかってくる

何かトラブルがあった際にも責任がかかってくるため、気をつけなければいけません。

例えばデータの紛失やこちらの事情で作業継続が難しくなった場合の補填が発生したり、こちらの過失で相手に損失があった場合は最悪訴訟なんてこともゼロとはいいきれません。

フリーランスの損害賠償保険をタダでつけてくれる基本無料サービスもあったりしますので、無駄な保険費用を省きつつそういいう知識を身に着けて実行していくことも重要になります。

収入の不安定さ

ビジネスモデルによるかもしれませんが、基本的にクライアントワークが多いと自分でコントロールすることが難しくなりますので、必然的に収入は不安定になります。

僕の場合は不思議なもので、かなり1年の出だしがヤバい年でも結局750~950万円くらいの売上に落ち着くということがありますので、取引先を増やしたり定期的に営業しに行ったりするなどすればある程度はリスクヘッジになっていたりするのかもしれません。

ただ、やはり世界情勢やクライアントの担当者などの都合や気分によって一気に仕事がなくなることも大いにあり得ますので、不安定度合は決して低くないと言えます。

ポジティブに考えると、そうならないように相違工夫するのは醍醐味だったりはします^^

技術研鑽する機会を積極的に設けないといずれぶち終わるリスク

このリスクについては下記の記事で細かく書いているのですが、基本的に発注が来る案件というのはあなたの実績や実力に基づいたものばかりになるケースが多くなると考えられます。

そうなると、よっぽど意識しないと勉強できなかったり、忙殺されてお金の知識や新しい技術の知識を身に着けることが難しく、ひたすら労働で消耗を続けることになってしまいます。

そうこうしているうちに年齢が高くなってしまい担当者が発注しづらくなってる。。。なんていうことも。。。

働けない状況になった際のリスク

こちらも仕事のやり方によるのですが、怪我や様々な理由で一時的に働けない状況になってしまった場合に、任せられる仲間などがいないと結構しんどい状況に立たせられることになります。

そうなってしまうと何か保険を活用しなければ収入はゼロになってしまいますので、割と健康には気を配る必要性が出てきます。

僕の場合は、在宅で作業をずっとしているからか免疫が非常に落ちてきて2~3ヶ月に一回は子供から風邪をもらうか外でもらってくるかで風邪を引いていました。

イノシタ
イノシタ
これはちょっとまずい。。!

と思いランニングと筋トレを始めたところ3ヶ月経っても風邪を引く気配もなく、健康とそれを維持するための努力は大事だなとまさに実感している最中です。

社会的な信用があまり無く、住居を借りたりしづらい

そして大きいところが、今会社員として借りている住居を独立してから引っ越すとなると3年間利益がそこそこ出ているような状態でないと、代理人でも立てないとまず借りられません。

僕がまさにそれで、妻とお付き合いしている時代に同棲するとなって引っ越し先を探し始めたのですが、僕の名義では借りることができませんでした。
(当時独立1年ほど)

2~3年間利益が上向きで、確定申告書類が揃っていればおそらく大丈夫かもしれません。
彼女が正社員だったので、その際は妻の名義で借りて同棲ののち結婚となりましたが、独り身で引っ越すとなったらちょっと大変になることが想定されます。

ちなみにクレジットカードなんかはお堅いところでなければ意外と作れますよ^^

有給休暇や育休はない

会社員であれば、例えば子供が生まれて奥さんも生んだあとで「体調がかなり悪く家事なんてなにもできない。。」なんていうときに有給休暇をとったり、場合によっては育休をとることで収入をある程度担保した状態で家庭にコミットすることができます。

個人事業主であれば、仕事をしなければ多くの人は収入が無くなると思いますので、その点は非常にシビアなコントロールが必要になります。

基本的には孤独

これはメリットでご紹介した「対人ストレスが少ない」に相反するものになりますが、在宅の場合は特に基本的に誰とも関わることがありません。

クリエイター系の僕の場合はネット上のやり取りで済んでしまいますので、純粋な仕事では年間で20日も人に会ってないと思います。

僕の場合は家族もいますし、人と関わらなくても全く問題がない人間なのでむしろ快適なのですが、人によっては

もうこんなの耐えられないっ・・!

となってしまうかもしれません。

そういう性質の人は、あらかじめ人と関わるような業種で独立されることを強くおすすめします。

ノマドワークという働き方もあるかもしれませんが、ぶっちゃけ「無駄な経費が積み重なるだけなんじゃ」なんて思ってます。



まとめ ; 実際にフリーランスとして7年やって思うこと

できるだけフラットなポジションからお伝えしようと思っていましたが、やはり少しフリーランス推し寄りになってしまっていたかもしれません笑

ただ、割と網羅することはできているかなと思いますので、独立するかで悩まれているのでしたら是非ご参考にして頂けましたら幸いです。

僕の場合、メリットの部分でお伝えした「人脈を築いたり自分をブランディングするスキルも身につく」という理由から独立は早いほうがいいと考えていましたので大学で就職先を探す際は独立前提で映像制作会社に絞っていました。

そして3年ほど勤めた後に、独立前提でいた割にノープランで独立したため半年ほどはほとんど仕事がありませんでした。。。(平均月収で6万円くらいだったと思います。)

このやり方は心臓に悪いので本当に推奨しません。。。笑

そのどん底の半年がたった頃、妻と同棲するような話になった時には100万円ちょっとあった貯金はほとんど無くなっていて、ここらで仕事が増えなければ一旦バイトor就職も有りかなと考えているくらいでした。

しかし、営業的にクラウドソーシングサイトに自分の作品とプロフィールをアップしたり業界の飲み会的なものには積極的に出るようにしていたことが目を出し、同棲を始めてから急激に安定してきて残りの6ヶ月で240万円くらい稼げて命が繋がった思い出があります笑

僕はたまたま営業の仕込みが功を奏して生き残れましたが、まずは生活が一番です。

どうしてもフリーランスでやりたいということでなければ、技術をつけるためにも同業種で新しい技術を学べる会社に就職するという考え方も全然有りだと思います。

(僕は当時ウォーターマッピングに興味があったので本気で応募しようかと思っていました。)

結果として、現在では在宅作業で家族とのコミュニケーション時間も多く取れ、妻の負担も減りいいことづくめになっています。

個人的には、もしこれからまた“新たに会社員になっての生活”なんてなったら正直どうやって回していけばいいか想像もできません。

個人事業主(フリーランス)のメリットは大きいですが、デメリットとリスクも決して小さいものではありませんので、どちらがいいとは一概には言えません。

大企業もあっさり潰れたり買収されたりする時代においてリスクについてはあまりどちらも大差ないものと考えています。

あなたの生活リズムと性格にあった働き方が一番ですので、体と心を壊さないようにあなたが生きやすいところでワークライフバランスをとって独立をするかしないかの決断をされることを強くおすすめします。

あなたの、より最適な決断を心よりお祈りしております。




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Inoshita Kazuki
InovativeWorks
フリーランス映像クリエイターの32歳。

実際の経験からフリーランスに必須だと感じたことを主に発信します。
過去の自分に教えたいことをメインに構想を練っています。

映像に関わる人の無料コミュニティ【映像クリエイターズギルド】 を運営。
▶︎現在677名参加
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