という疑問はありませんか?
フリーランスとして7年ほど活動してきたなかで、僕は5年目あたりから節税と財テクに取り組み始めました。
しかし、始めるにしても何をどう始めれば良いか結構わからないんですよね(^^;)
そんな中で、ツイッターでこのツイートが割と反響を頂いたので、興味がある方が多いのかなと記事にすることにしました。
僕はこの順番で節税&財形を取り入れました?
①文芸美術国民健康保険
②株式投資&投資信託
③小規模企業共済
④ふるさと納税
⑤住宅ローン控除
⑥青色申告65万
⑦生命保険
⑧iDeCo
⑨つみたてNISA(自分&妻)
⑩キャッシュレス決済楽天経済へ片足を突っ込み始め含め、ここ1,2年の変化が特に凄いかも。 https://t.co/kQuJngamv6
— InovativeWorks@自営クリエイター向け資産構築のススメ (@Inoshita0427) May 30, 2019
普通、財テクとは企業や個人が運用先に投資をして収益をあげようとすることが一般的な意味合いとして使われていますが、今回は「普段のお金の支出を無理なく削れる方法」も合わせて「財産を形成するテクニック(略して財テク)」として定義しています。
流れとしてはこれが正解とは決して言えないくらい時間がかかってるのですが、あくまでもご参考までに僕がそれらを取り入れた順番をこのツイートを元に詳細を書いていきたいと思います。
もちろん、これらはやらなければいけないということでもないですし、
という人もいるかと思いますので、あくまでも一参考としてお読み頂けましたら幸いです。
ということで、早速ご紹介をしていきますね。
動画でも、もしゼロからこれらを始めるならどの順番で取り組むのが良いかなどについてお話しています^^
フリーランスが節税と財テクを取り入れた順番
僕が節税&財テクを取り入れた順番は以下のようになります。
①文芸美術国民健康保険
②株式投資&投資信託
③小規模企業共済
④ふるさと納税
⑤住宅ローン控除
⑥青色申告65万
⑦生命保険
⑧iDeCo&つみたてNISA(自分&妻)
⑨キャッシュレス決済
⑩楽天経済圏
では順番に取り入れた時期などと合わせて簡単に解説していきますね。
ちなみに僕が独立開業したのは2013年2月です。
文芸美術国民健康保険
加入日 : 2016年2月頃
文芸美術国民健康保険(略して文美国保)はフリーランスのクリエイターが条件つきで加入できる組合で、月々の国民健康保険料が所得に応じてではなく、固定になるというものです。
僕はたまたまFaceBookで流れてきたのを見て自分で調べて加入手続きを進めました。
一定以上稼いでいる方であればかなりお得になる制度なので、是非ご検討いただけると良いかなと思います。
詳しくはこれらの記事をご参照ください。
フリーランスクリエイターの特権、保険料が安い『文芸美術国民健康保険』とは
フリーランスクリエイターの特権『文芸美術国民健康保険』で国保を安く抑える!!年間所得いくらから得するのか計算/比較して算出
株式投資&投資信託
取り組み開始 : 2016年5月頃
最初は株式投資がアツいなと思って始めました。投資信託も少し勉強したりはしていましたが、このタイミングでは配当所得を狙うなどではなくトレードで収益をあげようとしたためちょっと損をして、2018年くらいまでお休みすることにしました笑
BNFさんとかウォーレンバフェット氏とかの話をYouTubeなどで見て眩しすぎて僕も始めましたがよほど本気で取り組まないとトレードは難しいなと実感しましたね笑
(知らないという方は是非調べてみてください)
今だから思うことですが、本業と無理なくやるのであれば配当収益を狙う方向で進めたほうが無難かなと思っています。
この辺はここの考え方次第ですが、デイトレードなどでやり始めると本当に本業に支障をきたした上で損をする可能性がかなり高いので慎重な検討を強くお勧めします。
投資に関してはこの辺りの記事がありますので、よろしければご参考にして頂ければ。
小規模企業共済
加入日 : 2016年11月頃
個人事業主(フリーランス)が自分で退職金を用意しつつ、その掛け金が全額控除されて、退職時には最大で20%ほど増えて返ってくるという素敵なシステムです。
この頃から節税の重要さに気づき勉強を始めて、まずこれを取り入れました。
なぜ節税を意識し始めたのかと言いますと、1人目の子供が生まれて少し経ったタイミングでした、端的に言いますと「稼いだお金が無駄に出て行くのがもったいないな」という認識になりました。
当ブログでは小規模企業共済について結構香ばしい記事を書いていますので、是非ご一読いただけると知見が広がるのではと思います。
フリーランスの最強の退職金&節税対策、小規模企業共済とは?メリットとデメリット
ふるさと納税
取り組み開始 : 2017年12月
翌年度の所得税・住民税を先払いして自己負担は2000円ながら各自治体からふるさと納税した分だけ返礼品がもらえるという非常にお得でしかない制度です。
的な感じで取り組むのが遅れてしまったのが非常に後悔されていまして、もっと早く始めていたかったなと強く思っています。
住宅ローン控除
取り組み時期 : 2018年末
2017年4月頃に土地を購入し2018年1月に新居へ引越しが完了したため、2018年度の確定申告で初めて住宅ローン控除を受けました。
住宅ローン控除とは、住宅ローンの残高の1%を10年間所得税から控除(控除しきれなければ住民税からも一部控除)という強力な制度です。(上限は4000万円の1%)
もちろん「戸建より賃貸が良い」などの情報も調べまくった上で、個人的にもほとんどのケースにおいて賃貸が良いと思いながら購入しました。
そのあたりはいずれ記事にするかもしれませんが、今回はご紹介までに止めておきます。
10月の消費税引き上げによって住宅ローン控除の適用期間が13年に伸びるようですね。
ただ、確定申告に向けて書類の準備が結構面倒なのが玉に瑕ですね汗
この辺もっとやりやすくしてくれても良いのに。。
青色申告65万
導入時期 : 2018年度末(3月)
独立当初に購入したソフトが青色申告の簡易版にしか対応していないものだったのでそれまではずっと簡易版の青色申告(10万円控除)でやってました。
今考えれば最悪の行動だったなと反省しきりです。
すこし勉強して65万円控除を取り入れたほうがかなりお得ですよ。
今ではfreeeなどの便利なクラウド会計サービスがあるのでそこまで迷うこともないかもしれませんが、独立当時は多分その辺のサービスも出たてか出てなかったくらいだと思ったので、これから独立される方は恵まれていて売れやましいです^ ^
失敗談や青色65万円申告に関する記事はこちらにて。
生命保険
取り組み時期 : 2018年9月頃
もともと保険には入っていたのですが、ライフプランナーとの面談をきっかけに、変額死亡保障、外貨建て年金、ガン保険、生命保険(掛け捨て)などほぼ貯蓄型のもの&投資性があるものに一気に乗り換えました。
これはそれぞれ控除が使えるので、貯蓄型なら貯金よりいいかと思っていろいろと乗り換えました。
実際、貯金よりはおそらくいいのですが、無駄も多く、ライフプランナーの詭弁に乗せられてしまったかなという気持ちが強いです(^◇^;)
加入してからお金の勉強をどんどんしていくうちにそういった思考になり、ほとんどが無駄な保険なのではないかと疑念を持ち始めたので近々ライフプランナーに解約の話をしようと考えています。
保険は保険、投資は投資、控除はがっつり効果があるものにという感じで分けて考える必要があります。
ちなみに、奥さんが子供二人とも帝王切開だったのですが、その際に帝王切開でも保険が降りる生命保険(入院保障?)に入っていたため50万円くらいずつもらえたりもしていたので、子供を考えている方はそういうのもあるということを考慮に入れられるといいかもしれません。
お金が詳しい人たち曰く、「保険は必要なものだけ最低限の掛け捨てで加入するのがいい」ということですよ。
iDeCoとつみたてNISA(自分&妻)
開始時期 : 2018年11月
どちらも同じタイミングで申し込みをしまして、解説まで時間がかかりました。
iDeCoは老後資金&節税、つみたてNISAは子供の学資という感じで積み立てていまして、妻の口座でもつみたてNISAの管理を僕がしています笑
詳しくはこれらの記事でお読み頂ければ幸いです。
学資保険の代わりにつみたてNISAを始めた理由【メリットとデメリットも解説】
毎月7万円を「小規模企業共済」と「つみたてNISA+投資信託」に回すならどっちが得か
キャッシュレス決済
取り組み開始時期 : 2019年12月
何と言ってもpaypayの「100億円 あげちゃうキャンペーン」が強烈だったので取り入れざるをえませんでした笑
このおかげでちょうど調子が悪かった洗濯機をかなり安く買うことができて、その用意された成功体験?のおかげでキャシュレス決済を複数使いこなして日常での買い物もキャッシュバックを受けたり割り引かれたりと節約に貢献してくれています。
財産を作る上では、収入をあげることが非常に大事ですが、無駄な支出を減らすこともまた超重要です。
しかし、さすがに飽和状態がひどいので主軸となるものにいくつか絞ったほうがいいかなと思っています。
paypayも経済圏を築いていきそうな感じがしていて今後が楽しみです。
楽天経済圏
取り入れ時期 : 2019年6月
楽天経済圏ということばはご存知でしょうか?
楽天のサービスを楽天カードや楽天銀行を起点に活用することで、楽天市場での買い物でのポイント倍率が超絶あがります。
個人的には、支出を減らすには一番手っ取り早い仕組みだなと思い取り入れました。
僕も取り組み始めてから2ヶ月ほどですが、無駄な買い物はしていないのに獲得予定も含めると20,000ポイントほどがすでに貯まる予定になっています。
普通に支払ったらカード支払い分の1%から良くて3%くらいしか返ってこないのに、楽天経済圏を生かして支払うと10~20%くらいのポイントによる還元があるというのは非常に大きいです。
また、楽天経済圏を生かしつつ、無駄な支出の削減手法の一つとして楽天モバイル(格安SIM)への手続きが完了しています。
auからの乗り換えですが、お得になるケースのほうがほとんどかと思いますので、是非こちらの記事をご参考頂けましたら幸いです
まとめ
冒頭にも書きましたが、これはあくまで僕がフリーランスとして活動していろいろ勉強する中でたまたま取り組んだ順番であって、決して正解などではないということをお忘れにならないくださいね。
特に保険は結構悪手を踏んできていて、早期解約で少なからず損してしまったりしています。
ライフプランナーに相談すると最適な感じの商品を教えてくれたりしますが、多くはただの保険屋みたいなところがあるなと感じてしまっていますので、完全に鵜呑みしないで、急がずしっかり調べるなり詳しい人に聞くなりして検討されるのをお勧めします。
最適な
・「節税」で手取りを増やし
・「節約」で支出を減らし
・「投資」でインフレ対策しつつお金も堅実な手法で増やしていく
というのを意識されると、お金周りで楽になることがあるのではと思います。
僕もまだ勉強を始めて間もないペーペーなのですが、今後もいい情報を仕入れましたらメルマガやこのブログで共有させていただきますね。
是非、メルマガにご登録の上そのあたりの情報をお待ちい頂けましたら幸いです^ ^
それでは、あなたの素敵な節税&財テクライフを心より応援しております。