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小規模企業共済の辞め方(任意解約)と辞めた際の体験談【実際の流れや注意点など】

小規模企業共済を任意解約した際の実体験談とリアルな注意点 アイキャッチ画像

当ブログでは小規模企業共済について

・加入のメリット、デメリットから
・解約した理由
・投資との比較

までどこよりも深くリアルな内容を書いている自負がありますが、今回は任意解約した際の実際の流れをやめる際の流れや体験して分かったリアルな注意点なども交えて解説しています。

こちらの内容はYouTubeにおいても解説していますので、視覚的にご利用になりたい場合は動画をご覧頂けましたら幸いです。
こちらは解約部分の解説時点からのスタートになっています。



小規模企業共済の辞め方(任意解約)と辞めた際の体験談

小規模企業共済を任意解約した際の辞め方と注意点、体験談のイメージ画像
任意解約する際の書類など辞め方の流れや、辞めたら実際何日くらいでいくら返ってくるのかさくっとお伝えしていきますね。

辞めるときは、ざっくり以下の流れになります。

1.小規模企業共済から解約に関する書類を取り寄せ
2.引き落とされてる銀行で引き落としを止めてもらいつつ書類をもらい
3.それらを中小機構に送る
4.解約金が振り込まれる

書類の方は小規模企業共済のページで以下の変遷で確認、取得できます。

・「ご契約者様」から「手続き一覧」へ

・下の方にある「解約する場合」へ

・書類についてを押して必要書類の確認

・書類が来るのを待つ(僕は1週間程度で来ました)

・書類が来たら「共済金等請求書」と「預金口座振替解約申出書」に記入をして、「預金口座解約申出書」のほうを引き落とししてる系列の銀行の窓口に持参

・その銀行で手続きと中小機構に送る用にハンコをおした書類(預金口座解約申出書?)を受け取る

振り込みを待つ(または書類不備などの連絡が来る)

【僕が任意解約に必要だった書類】
「共済金等請求書」
「預金口座振替解約申出書兼委託団体払解約申出書」

「契約時に送付された締結証書」
「マイナンバー確認書類」

実際辞めてわかったリアルな注意点

注意点1

僕は締結証書を送り忘れてしまって小規模企業共済からそれだけ送ってくださいって連絡が来てワンテンポ遅くなっちゃったので忘れないようにご注意ください。

注意点2

解約手当金の振り込み先の口座にはネット銀行を指定できなかったと思うのでご注意ください。

僕は楽天銀行がダメだったことに書いた後に気づいて書き直しました(;^_^A

注意点3

僕は銀行で書類を手続きしてもらうときにタイミング的に

「次の1万円の引き落としは止めますか?」

と聞いてもらえたので任意解約で20%減っちゃうのでありがたく止めてもらいました。

聞いてもらえなければ引落のタイミングの確認と、可能かどうか確認すると安心かもしれません。

注意点4

銀行に行くときはもし直しがあったときに使うので書類で使ったハンコ(認印、銀行印)はとりあえず持って行った方がいいです。

注意点5

もう一回書きますが、

・マイナンバーと確認書類(マイナンバーカードか通知書と免許とかですね)
・共済金等請求書
・銀行でもらった預金口座振替解約申出書
・共済契約締結証書

を忘れないように封筒に入れましょう。

僕はお恥ずかしい話「共済契約締結証書」を入れ忘れてしまい「中小機構から共済契約締結証書が無かったので送ってくれ」という封筒が届き、後日それだけ送りました。

そのせいで解約手当金を受け取るのが1週間くらい遅れてしまったのは悔しい思い出です。

※必要書類などは変更になっている可能性もありますので、解約の案内にある必要書類をよくご確認くださいね。

解約手当金が振り込まれる日と金額感

僕の場合は書類を送ってから18日ほどで解約手当金が振り込まれていました

解約手当金については、当然減った金額で振り込まれます。
僕の場合は2年ほどで101万円の拠出で80万8000円の解約手当金でした。

予定通りしっかり20%引かれてる感じ(20年未満の任意解約なので)ですね。

一つだけ不安だったのが、12ヶ月以内は掛け捨てになるということだったので

「この1年の毎月1万円の12万円分は掛け捨てになっちゃったりするのかな…?」

なんて思ってたんですが、これは単純に小規模企業共済に加入してからの12ヶ月ということだったようです。これは加入してから25ヶ月ほど経っていたのでクリアしてました。

また、任意解約で解約手当金を受け取った際は「一時所得」として計上することになるので普通に退職時まで持っていたら受けられる退職所得控除という税制的な優遇も無くなるのは知っておいた方が良い点ではあります。

とはいえ一時所得にも50万円の特別控除があるので金額が大きくないうちに解約することで税金的な負担はそこまで大きくならないかなと言うことも考えられます。

これが辞める際の流れと懸念される点になります。

YouTubeの方では画面を見ながら解説していたりしますので、記事だとわかりづらいということでしたら是非動画もご活用下さいませ。




まとめ

というところで、小規模企業共済の任意解約に当たって僕が躓いた箇所なども含めて辞め方を解説させて頂きました。

やめた理由については、よろしければ以下記事をご覧頂けましたら幸いです。

今後もフリーランスのお金のことや今回のようなフリーランスにおいて知見になるような情報を出していきますので、まだでしたら是非ブックマークなどをしておいて頂ければと思います。

また、少しでもいいなと思ってもらえましたらSNSでのシェアなども大変励みになりますのでお願いできましたら大変幸いですm(__)m

それでは、この記事があなたのスムーズな解約のお役に立てましたら幸いです。


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Inoshita Kazuki
InovativeWorks
フリーランス映像クリエイターの33歳。

実際の経験からフリーランスに必須だと感じたことを主に発信します。
過去の自分に教えたいことをメインに構想を練っています。
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