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【クリエイターにオススメの副業(複業)】素材販売の戦略と僕の失敗体験談

クリエイターにオススメの副業、素材販売の戦略と僕の失敗体験談





年金だけでは老後2000万円足りないという計算が公表されてから、少なからず副業に興味があるのではありませんか?

あなたがクリエイターで、”素材販売をやってみたい”と考えるのであればこの記事が何かしらお役に立てるかもしれません。

副業で素材販売してみたいけど、とりあえずよくわからない

この記事では、僕の失敗体験に触れながらこんな内容を書いています。

この記事の内容

✔️なぜ副業(複業)に素材販売がおすすめなのか
✔️僕がやっている素材販売と、その失敗した体験談
✔️販売戦略について(どこで、どう売るか)




クリエイターに一番おすすめの副業(複業)

クリエイターにおすすめの副業が素材販売な理由
クリエイターが一番とっつきやすいであろう副業(複業)は、

素材販売

だと考えています。

クリエイターの収益化の方向性としてはこちらの記事でもご紹介していますが、中でも素材制作は経験値として得られるものは高いと考えています。

ただ、誤解して頂きたくないのは素材販売が“絶対稼げる”ということではないということです。

あくまでも取り組むうえで

“新たに学ぶことが少なく済むのでカロリー控えめで、初期費用もかからず、かつストック収入の体験をしやすい”

という点で副業はじめにオススメという意味です。

“ビジネス”を始めるのに、在庫リスクや維持費用などが極端に低く済むのは非常に素敵です。
その考え方についてはこちらの記事で触れています。

僕は副業(複業)に求めるべきと考える条件がありまして、それは

ストック性があるものにすべき

の一点です。

ストック性があるものとは…

不労収入とまでは言いませんが、過去に積み上げたものが未来に渡って収益を上げてくれる可能性を見込めるモデルです。

ブログやYoutube(自分でのチャンネル運営)やデジタル商品の販売などが主にこれにあたると考えています。

“副業”なので本業以外の時間に行われるものと考えると、アルバイト的な時間の切り売り型で稼ぐモデルよっぽどの高単価でなければ厳しいと思っています。

ストック性があるという点ではYouTubeチャンネルでクリエイティブスキルを発信するということもオススメの一つではあります。

ただ、これは僕が実際に経験していませんので現状ではオススメしきれないという感じです。
YouTubeで素材の販売と配布の経験はありますが、そのあたりはこの後の「僕の失敗談」の項で書きますね。

ちなみに、YouTubeでの編集代行という副業も増えていまして、詳しくはこちらの記事に書いていますがこれは基本的にはオススメしていません。

ストック性があるかないかで言えばブログもありえます。

僕も実際にやっていますが、正直学習コストと時間リスクが高い(時間がかかるので失敗するとヤバい)ので自信をもって副業にオススメできるかというと微妙です笑

ただ、あなたが持っているクリエイティブや経験をうまくブログにミックスさせることができたら個性的なメディアに仕上がって人気につなげやすいのは一つあると思います。

さらにクリエイターはポートフォリオ兼営業ツールとしての役割をさせることもできますので、素材販売のハブとしても有効な手段の一つではあるなと感じています。

僕が実際にやっている素材販売と、その失敗した体験談

僕が素材販売でやってしまった失敗体験談
僕は、STORES.jpというサービスと、niconico動画に素材をアップして少しですが収益を上げています。

それらのプラットホームで素材販売をしてみて感じたことを失敗談を交えて描いていきたいと思います。

具体的にどこでどのように失敗したのか

STORES.jpでの失敗

STORES.jpでは、2015年の9月から3商品だけ動画のトランジション用の4Kの素材を販売しています。

こちらのページから購入できます

STORES.jpで素材を販売した背景としましては、

・AIが今後発展したら素材の需要が上がるのではないか

・4Kの高品質なトランジション素材を均一価格で売っているサービスがなかったのでいけるのでは

・商品数が少ないうちは月額手数料もかからないので、テスト環境としてはいいなと思ったため

という考えから着手をした流れでした。

その売れ行きですが、この記事を書いている時点(2019年7月7日)でほぼ4年の成果が

2,500円

です涙

2,500万円じゃないですよ?

 

なぜこんな数字になっているか失敗した原因はわかっています。

・自分のストアで売っているのに全く周知活動をしていなかった

・量がまず少なすぎた

ではどうするべきだったかというと、

”継続して行うべし”

につきます。

ブログでもTwitterでもYouTubeでもしっかりやるべきこと(市場調査など)をやって継続していればある程度数字が出るはずだと考えています。

最初は商品数が少ないのはしょうがないので、こまめにちゃんとしたクオリティの商品を追加していけばいずれはファンや固定のお客様の獲得につながるはずなんですよね。

僕は本業とダラけた生活に身を任せてしまっていたため、本業が忙しくなった流れで着手しなくなってしまったのです(;^_^A

あとは、できることなら大手といわれる素材販売サイトでも販売をした方が露出は確実に上がったんだろうなと思っています。

もしくは、本数さえ増えてくればマーケティングをしっかりとして広告を打つということもできたなとも。

これを面倒臭がってやらなかったことも大きな失敗要因に違いありません。

この辺は今後有名どころにアップしてみて成果が出たら別途発表しますね。

ニコニコ動画での失敗

ニコニコ動画では、参入タイミングが良かったためうまくツボをつきつつniconico内の広告を回したことで今でも年間6~10万円ほどの収益につながっています。

それは成功なんじゃないの?

なんていう声が聞こえてきそうですが、今になって思うことがあります。

ニコニコ動画での失敗としては

“一つのプラットホームに傾倒するのはよくない”

というところです。

といいますのも、当時はニコニコ動画がまさかここまで衰退するとは思っていなかったため、(むしろ先行者利益が取れると思っていたくらい)

イノシタ
イノシタ
他に分散するよりは一極集中だ!

なんて考えていたため、他のプラットホームでの販売を考えていなかったのです。

あとは、結果論ではありますが

ニコニコ動画は国内の一部が使う程度と売上見込みの絶対数が少ないため、売り上げの絶対数が高いところで販売したほうがもっと大きい金額を得やすい

かもしれないとも思います。

ではどうすればよかったのかというと、

やはり、

根本的に使用人数が多いプラットホームで少しでも販売をして名前を売っていく

ということは一つの戦略としてやった方がいいんだろうなと感じています。

販売戦略について

素材を売る上での販売戦略
それでは、どのように素材販売すると良さそうかを僕の経験から書かせて頂きます。

素材販売の会社であるPIXTAのニュースによれば、参入者は年々増えており、クオリティも底上げがされていそうな印象です。

供給過多の中でどのように差別化するかは非常に大事になってきます。

素材制作のオススメ方針

販売する素材やテンプレートを作る上での方針ですが、オススメは以下の通りになります。

✓あなたのスキルをそのまま活かした素材
✓季節に合わせた素材(または逆の季節の素材)
✓時期イベントに合わせた素材
✓売れ筋を探った上で差別化した素材

それぞれ簡単に解説していきます。

あなたのスキルをそのまま活かした素材

とにかく今あるスキルを活かして低カロリーで効果的に始めましょう。
ほんの参考程度ですが、このようなイメージです。

・CGクリエイターなら、CGの動画素材やテンプレートデータ
・イラストレーターなら個性を生かしたイラスト
・ドローンオペレーターならドローンを活かした空撮やドローンならではの素材
・フォトグラファーなら構図がキマッた写真や、使いやすそうなポートレート

など

外部サイトですが、写真のケースで2016年頃にPIXTAという素材販売サイトでトップクリエイターと言われる人のインタビュー記事がありましたので載せておきますね。

稼げる金額感やトップといわれる人の経験を垣間見ることができます。

季節に合わせた素材(または逆の季節の素材)

具体的には、季節に合った要素が絡む素材はやはり売れやすいようです。

・雪系
・海系
・桜系
・新緑
・紅葉

意外なようですが、逆の季節(夏なら冬)の素材も使いたいジャストのタイミングで自分で用意しようとしたら難しい可能性が高いケースが多く売れやすかったりするようです。

時期イベントに合わせた素材

季節とどうように、次期ごとの固定イベントも定期的に需要が見込まれるようです。

・正月
・入学式 / 卒業式
・バレンタイン
・ハロウィン
・クリスマス

ポイントとしては、購入者としては各イベントの少し前に素材を使いたいことが多いため、3か月前くらいまでには仕込みを済ませておくと取りこぼしが減っていいのかなと思います。

販売サイトによるかもしれませんが、こちらのサイトのように時期ごと、月ごとにカテゴリー分けして細分化してくれていることが多いはずです。
https://pixta.jp/categories

制作するターゲットが思いつかないときはこれを活用して参照するとネタに困らないでしょう。

売れ筋を探った上で差別化した素材

素材販売サイトは数多くあります。

それらのサイトで「ランキング」のようなものがもし出ていたら、そこから傾向を把握したうえで、あなたのオリジナリティを混ぜて差別化しつつ市場の需要をリサーチして販売することができれば勝率がぐっと上がる素材になるでしょう。

どこで素材販売をするか

どこで販売をするのかにもよって大きく成果に影響が出てくると思います。

販売ポータルサイトとしては、一般的なところではこんなところでしょうか。

もし、ご自身でショップを開くのであれば下記サイトが代表的です。
デジタルデータの商品もアップできてボタンの発行をすることでブログでの直販のようなこともできます。

InovativeWorks.comでもこちらのページで商品の購入ボタンを設置しています。
4Kトランジション素材販売ページ

あとはサーバーを契約してwordpressで販売するなどの手法も考えられます。

僕の失敗例の項目で書きましたが、niconico動画のような形態(素材をアップしてそれを使ってもらった動画や静止画の再生回数などに応じて利用料が入ってくるモデル)もありますので、いろいろ探してみるとあなたに合ったプラットフォームが見つかるはずです。

今であれば、YouTubeに大量に無料素材をアップして、売上ではなく広告収入を狙うという道も無くはないかもしれません。

 

以上のような様々な販売先の中から、売り上げに対していくらこちらに入ってくるのかと、世間的な認知度による売れやすさのバランスを見てどこでどのように販売するのかを決めるのがいいかなと思います。

利益率は非常に大事になりますので、この千差万別なプラットフォームの中から少しでも評判のいいところで販売できるといいですね!



まとめ

クリエイターが商品を持つことは、ありがちな長時間労働から解放されるかなり有力な手段だと考えています。

僕は今はSTORES.jpもニコニコ動画も更新していませんが、新たに販売する素材をひそかに温めていて、これから実行に移していきます。

販売を開始したらその経緯や利点などもブログで公表していきますので、その通知が必要でしたら是非メルマガにご登録いただければ幸いです。
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今は全然配信できていないのですが、いずれ期が熟したらあなたの素材販売やクリエイターやフリーランスのお金に関すること、スキルの話など今後に役に立つであろう情報をお送りしていく予定です^^

もしあなたがこの記事で行動を起こしてくれたなら非常にうれしいことです。

ぜひともその決意を継続につなげて成果を出して頂ければと切に願っています。

それでは、あなたのクリエイターライフを心より応援しております。



Inoshita Kazuki
InovativeWorks
フリーランス映像クリエイターの37歳。

実際の経験から過去の自分に教えたいことをメインに,フリーランスに必須だと感じたことを主に発信します。
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