僕は、かつては数年来のauユーザーでしたが2019年8月17日から楽天SIMユーザーとなりました。
といいますのも、格安SIMの存在は知りつつもこれまで
なんて思っていましたが、重い腰を上げて調べて計算してみたところ楽天経済圏も絡めると大分話が変わってくることにようやく気付き「固定費削減の観点からすぐにやるべき!」とようやく乗り換えるに至りました。
使い始めてみて、電波が悪いなんてことも全くありませんでした。
そこで、乗り換えで悩むあなたに向けて、auからの乗り換えの方法と乗り換え時に困ったことなどについてこの記事では書いています。
auから楽天モバイルに乗り換えるとどのくらい安くなるのかについての記事もありますので、よろしければお読みくださいませ^^
検索結果上位の記事を参考にして失敗した点があったりもしたので、そのあたりの体験を交えて
・auユーザー時点での契約状況
・楽天モバイルに乗り換えるとどのくらいお得なのか
・乗り換えの流れ
という大事な初期情報をこの記事ではお伝えしていきます。
まずは楽天モバイルの公式サイトで雰囲気やキャンペーンなどを知っておいて頂くと、この記事の情報も入ってきやすいと思いますので下記リンクから是非確認しておいてください^^
ということで、この記事ではこんな内容に触れています。
【01.乗り換え前編】
✓auの頃の契約状況と金額
✓解約時の違約金は?
✓楽天モバイルにするとどのくらいお得?
【02.申し込み編】
✓申し込みの流れ
✓auの引き留めは?
✓楽天モバイルってそれも契約が必要なの!?
✓手続きの方法は?
【03.SIMが届いてからやること編】
✓届いてからのちょっとわかりづらい設定の流れ
01.乗り換え前編
auの頃の契約状況と金額
それでは、まず乗り換え前のauの契約状況から違約金まわりと、楽天モバイルにするとどのくらい得なのかを書いていきます。
まず、ご参考までに僕のau時代の契約状況と、ある月の料金を公開させて頂きます。
【2019年8月支払いのau料金(7月使用分)】
合計 : 8,886円 (au料金5,446円 + 機種分割代金3,440円)
※上記内訳
・au電話料金 : 計2,980円
・オプション使用料 : 計300円
・通話料 / auピタッと(スーパーカケホV) : 計570円
・AppleCare端末サポート料金 : 計1,285円
・消費税 : 308円
・機器(iPhoneX)分割代金 : 計3,440円
【au経済圏の活用状況】
・auひかり使用によるスマートバリューでの値引き-1000円
・auでんきのポイントバック有り 電気代使用量の5%バック
他にもau光とauでんきを採用していましたが、この記事を執筆している時点(2019年9月24日)ではすでにau光からnuroへ変更済み、auでんきから楽天でんきへ変更済みとなっています。
これだけでも固定費が結構削れて満足できるのでオススメです^^
auでんきと楽天でんきを比較する際にシミュレーション使用にあたって注意すべきことをこちらで記事にしていますのでよろしければ。
解約時の違約金は?
auをやめるタイミング(=楽天モバイルが手元に届いて開通処理をするタイミング)が契約解除月でなければ、違約金の9,500円がかかってしまいます。
とはいえ、楽天モバイルにして安くなる分で、この違約金が取られたとしても一瞬で取り返せるくらいの金額差です。
あなたの契約プラン次第ですが、契約解除月まで1~2か月程度であれば待ってもいい計算になるかと思います。
ただ、手続きを忘れてしまいそうで不安ということであればすぐに乗り換えた方が中途半端に高い料金を払い続けるよりお得ですね。
僕も一度格安SIMにできる機会を逃した結果、ずっと放置してしまい数年間も無駄なお金を払い続けたのを今非常に後悔していますので、ちょっとでも忘れそうでしたらこの機会に是非契約を進めておいてくださいね。
身内の方やお友達などの紹介プログラムを併用するとお互いに数千ポイント発生して、よりお得に契約できますので、是非活用してみてください^^
紹介プログラムの使い方は別記事のこちらで解説していますのでよろしければご参照ください。
楽天モバイルにするとどのくらいお得?
細かい計算や計算の際の注意点などは下記の記事でご紹介しています。
上記記事の結論としまして、僕の実際のau時代の料金と楽天モバイルの想定される料金の3年間の合計を比較したところ、
(※楽天モバイルは3年契約がお得なので3年という区切りでシミュレーションしています)
楽天モバイルの方が3年間で5万円以上お得という結果になりました。
※au,楽天ともにポイントの収入は抜きでこの金額になっています。
(僕は在宅ワーカーなのでau時代でも携帯代(iPhoneがらみの数字を抜いた額)が4,200円程度と割と安く済んでいると思われますので、これより高い方はもっともっとお得になります。)
※詳細な数字や計算の内訳は上記比較記事を是非ご参照ください!
02.申し込み編
では、申し込みで気を付けるべき点について書いていきたいと思います。
申し込みの流れの中で個人的にちょっとやられた点がありましたので、それを繰り返されませんよう共有できればと思う次第です。
申し込みの流れ
事前準備はこのような流れです。
00.auでSIMロック解除手続きをする※僕はここでやらかしました
01.auに電話して「MNP予約番号」を取得する
02.MNP予約番号をほしい旨を伝える
03.楽天モバイルのサイトへ行き手続きを進める
04.SIMが届くのを待つ
00.auでSIMロック解除手続きをする
あらかじめ、auのサイトないし店頭でSIMロックを解除しておく必要があります。
※解約前に上記サイトで行えば無料でできます。
ここで僕はやらかしました。
検索で上位に出てきた記事を参考にして契約を進めていたところ「iPhone~以降はSIMロックを解除する必要が無い」といった記述があったので該当のiPhoneXを使っていた僕はすっかり信用してSIMロック解除など考えもせずに手続きを進行。
その後、楽天モバイルSIMが手元に来てSIMをiPhoneに差し込んだところ見事に全く反応せず。。。
調べた結果、事前にSIMロック解除手続きをしておかなければいけないことが判明しました。
こうなってしまうとサイトからは手続きはできません。
そして、解約前でも解約後でも店頭でSIMロック解除手続きをすると3,000円かかります。
auショップ店頭に行けば楽天モバイル開通後(au解約後)でも普通に対応してくれますので、そこだけはご安心を。
※ちなみに、僕が行ったショップではクレジットカードが使えませんでしたので現金を持った方が安心かもです。
このくだりで時間とお金を無駄にしたとかなり意気消沈しましたので、是非あなたには同じ轍を踏まないようご注意頂ければと思っていますm(__)m
その後よく調べてみたところ、楽天モバイルのスーパーホーダイプランではauでのSIMロック解除が必要とのこと。
組み合わせプランではしていなくても大丈夫なようですが、au解約前のネット手続きならタダなのでしておいた方が無難ですね。
01.auに電話して「MNP予約番号」を取得する
今回ご紹介するのはMNP(電話番号を変えずにキャリアの変更ができる制度)を使う場合の手法になります。
まずはauのこちらのサイトにある番号に電話します。
電話接続時に、まず4ケタのauの暗証番号が必要になりました。
もし忘れているようでしたら思い出すか変更しておきましょう。
その後、オペレーターにつながると要件を聞かれますので「MNP予約番号を知りたいです」といった旨を伝えます。
その後流れに沿って話を進めていくと、引き止めの要素を探るためかこんな質問が飛んできます。
・どこに乗り換えるのか
・その結果月々いくらになるのか
・アップグレードプログラムを理由に止められる
・32,400円の割引クーポンを案内されるなど
・10000円引きとかも追加で案内される
これらの強烈な引き止めをかいくぐって転出の決意を伝えると、MNPを教えてもらえます。
メモしなくてもSMSですぐ予約番号が送られてきますが、備えとしてメモっておくといいですね。
auの引き止めは?
引き止めは上記の質問事項に絡めてお得っぽい一時的なクーポンで攻めてきますが、毅然とした態度で
などと伝えましょう。
楽天モバイルにすると3年間だけで低くても5万円もお得になって楽天経済圏もうまく活用すれば3年で優に10万円近いメリットを享受できるはずなので、その数字をしっかりあなたの中で持っておいて、一時的にだけお得な割引に惑わされないようにしましょう。
楽天経済圏についてはこちらの記事で書いていまして、楽天モバイルにされるのであれば是非知っておいたほうがいい知識ですのでお読み頂ければ幸いです^^
03.楽天モバイルのサイトへ行き手続きを進める
楽天モバイルのサイトへ飛び、手続きを進めます。
支払先の情報と本人確認書類、上述のMNP番号を手元に置いてプラン選択を進めます。
プラン選択へ進むのボタンを押すとプラン選択ページに飛びます。
ドコモ回線ではスーパーホーダイという、1MBの速度なら使い放題になる凄いプランも選べます。
組み合わせプランというのは、通話とデータ(SMSあり、なし)とそれらの回線容量(いわゆるギガ)を組み合わせるプランで、使い方次第では安く抑えることができます。
料金感はこちらのページで見ることができます^^
次に端末+SIMかSIMのみで契約するかの選択になります。
僕はauで購入したiPhoneがありましたのでSIMのみの通話SIMの2GB、3年契約を選択しました。
3年契約すると最初の1年がダイヤモンド会員なら月980円(それ以外は1480円)、次の1年が月1480円と月々1000円も割引されます。
※つながる端末保証は無駄な気がしたので付けませんでした。
水没、故障などのトラブル時に無償で修理・最低限の負担で交換できるサービスです。端末保証に加入できるのはお申込み時だけのようですので、おっちょこちょいでよく水に落としたりしちゃう方はよく検討されたほうがいいかもしれません。
次にSIMのサイズを選択する項目になるのですが、ここ疑問が出てきました。
結論から言いますと、iPhoneXはnanoSIMが該当のものになります。
あくまでもiPhoneの場合ですが、5以降はずっとnanoSIMサイズとなっているようです。
この辺は「サイズ参考表みたいなの併記しておいてくれてもいいのに。。ちょっと不親切だな」と感じてしまいました。
ここを終えたら、あとは流れに沿って「オプション選択」と「契約者情報」を流進めていきます。
配送日時は、最短で2日後に到着するくらいの日時で選択できます。
この配送日時設定のあるページの一番下に紹介者IDを入れる項目があります。
そこに知人や奥さんなどの楽天モバイルID(raからはじまる数列)を入れておくと、紹介者キャンペーンであなたに1500ポイント、紹介者に3000ポイント入りますので是非ご活用ください^^
※もらえるポイントは契約内容によって変わりますのでこちらのページから詳細をご確認ください
僕は奥さんと同時にauから楽天モバイルに乗り換えしたので、無事に3000ポイント受け取れました^^
もらえるタイミングは、契約の翌月末頃でした。(8/12に契約して、9/25にもらえました。)
あとは「お支払者情報」を流れに沿って記入を進めるだけですので困るところはないのかなと思います^^
MNPの記入の際に「ご自宅MNPを利用する」というチェックボックスだけ気持ち悩むかもしれませんが、要はチェックしておけば楽天SIMが届いてから自分で開通センターに電話して開通させますよ!というチェックになります。
このチェックを入れないと、手元にSIMカードが届く前にauを解約した状態となってしまいますので電話が使えなったり不便が出ることになりますので要注意です。
ちなみに、お支払者情報記入を進める中で出てくる項目の、本人確認方法として「撮影した画像のアップロード」と「ご自宅かんたん本人確認」が選べます。
僕は撮影するのが面倒で「ご自宅簡単本人確認」を選択して、楽天モバイルSIMが配達された際に配達員に免許を見せる形をとったんですが、意外と確認に時間を取られたので、可能なら「撮影画像のアップロード」のほうが手っ取り早いかもしれません。
最後の重要事項説明の後に出てくる以下の画面のチェックも不要なら外すのを忘れないようにしてくださいね!
03.SIMが届いてからやること編
楽天SIMが無事に届いたら以下の流れに沿って設定しましょう。
01.開通受付センターへ電話
02.SIMの差し替え
03.プロファイルのインストール
01.開通受付センターへ電話
SIMと一緒に届く「はじめてガイド」という書類の見開きに書いてあるMNPの開通手続きに従って、開通受付センターにauのSIMから電話を掛けます。
電話終了後、auのSIMが通信不可(圏外)になったら楽天モバイルSIMに差し替えます。
具体的にいつまでに通信不可になるかがわかりづらいのが少し困ったなと思いましたが、うちの奥さんの場合はセンターに電話後2時間ほど放置していてふと見たら圏外になっていました。
02.SIMの差し替え
差し替える際は、iPhoneの箱に入っているこちらの器具を使用するなどして引っ張り出しましょう。
iPhoneだと右側真ん中あたりに小さい穴があります。
スマホの電源を切ってからそこに上記写真の道具を差し込んでぐっと引っ張ったら出てきますので、届いたカードから楽天SIMを外して差し替えましょう。
その後電源を入れるとスマホの設定をします。
Wi-Fiの設定をしておきましょう。
03.プロファイルのインストール
最後に、楽天モバイル用のプロファイル設定をします。(iPhoneの場合になります。)
まず、楽天から届いた楽天モバイルSIMセットの、「はじめてガイド」ではない方のRakutenMobileと書かれた紙に書いてあるあなたのAPN情報を確認します。
以下の画像を例にしてみると、「rmobile.jp」になります。
そして、iOS用プロファイルのQRをiPhoneで読み込んでアクセスします。
※safariで開く必要があります。
アクセスして飛んだページで、真ん中の方まで画面をスクロールしていくと下記画像のような部分があります。
この中から、該当のAPNの「タップしてアクセス」ボタンを押してダウンロードします。
「ダウンロードの許可」を求められたら「許可」をタップすると、次に「プロファイルがダウンロードされました」という表示が出ると思いますのでそれを「閉じる」で閉じます。
あとは以下の流れに沿ってiPhoneの操作を進めます。
01.ホーム画面の「設定」アプリを開く
02.「一般」の項目をタップ
03.下の方にある「プロファイル」をタップ
04.右上の「インストール」をタップ
05.iPhoneのパスコードを求められるので入力
06.承諾画面がでるので、「次へ」をタップ
07.警告画面の「インストール」をタップ
08.「完了」をタップ
09.Wi-Fiを切って、4Gでの接続を確認
以上で、無事に楽天モバイルの設定が完了です。
お疲れ様でした。
ちなみにですが、「楽天でんわ」のアプリを入れると最初の10分間は無料で通話ができるようになりますので、忘れずに入れておきましょう^^
まとめ
僕の場合は、出足をくじかれて楽天SIMが届いた日に無事開通させることができず非常に悲しい思いをしたり、設定において意外とわかりづらい点があったりと、割とこういうのは得意だと自負しているのですが今回のようになってしまったので困る方も多いのではと情報をまとめさせて頂きました。
いろいろ大変なように見えると思いますが、一度設定してしまえば大手キャリアを使い続けるのよりはるか月々の固定費を下げることができて、より生活の他の部分を豊かにすることができます。
なんて言わないで、すぐにやっちゃうことをおススメします!
月に数千円も浮いたらその分で美味しいうな丼くらい余裕で食べられちゃいますよ!
とりあえず楽天モバイルにしてうな丼を食べる!公式ページへ
もし投資に回したらさらにお金が増えるというサイクルにすることもできますので、浮いたお金の使い方は無限大です。
僕は海外ETFで運用していますのでよろしければご参考頂ければ幸いです^^
楽天モバイルにして楽天経済圏を使えば普段の楽天市場での買い物に+2%がつきますので是非有効活用しましょう!
楽天経済圏がよくわからないということでしたら、こちらの記事でどのくらいお得かなど書いていますので是非ご一読くださいませ。
個人事業主(フリーランス)の僕が固定費を削減した方法と理由【早くやればよかった】
それでは、長々とありがとうございましたm(__)m
この記事が少しでもあなたの固定費削減によるよりよい生活への手助けになりましたら嬉しい限りです。
あなたの素敵な楽天モバイルライフを心より応援しております。