Adobe AfterEffectsで文字を動かす際に、シェイプレイヤーでパスをいじって動かしたり、書き順に沿って一画ごとに書いていくようなモーションを作ることは非常に多いですが、分解するのが結構手間だったりします。
以前僕のYouTubeチャンネルで出させてもらったTutorialでは、しめじさんという方の神スクリプトを使って一定程度のパーツまではボタン一発で分割できました。
これも非常に画期的なスクリプトで有用だったのですが、今回はなんと標準機能としてボタン一発で一画ごとにばらせるというやり方をタマケンさんという方のXのポストで知って目玉が飛び出ました。
バリアブルフォントはアウトライン化するとパーツが分かれているので、部分的な色替えが簡単にできます!#Illustrator pic.twitter.com/z3NC5WV8Jc
— タマケン | Design Spot (@DesignSpot_Jap) October 20, 2024
Adobe Illustrator側でもできますが、やってみたらAfterEffects上でも以下の手順で問題なくばらせました。
1.バリアブルフォント(例えば源ノ角ゴシック JP VFのようにVFがついてたりするやつ)で文字を打ち込む
2.そのテキストレイヤーを右クリック→作成→テキストからシェイプレイヤーを作成
これだけです。
ちなみに、バリアブルフォントを入手するのはAdobe Fontsを使うのが手軽そうです。
一応以下に入手の手順をざっくり記載しておきますね。
1.Adobe Fontsに行って検索窓にバリアブルと入れて検索する。(このリンク先ではすでに絞り込んであるかと。)
2.その中から選んでインストールする。
これだけです。
特殊な形のフォントなどはどういう感じになるのか試してないのでまだわかりませんが、ぜひ試してみてください。
ちなみに、イラレでやってからAEに読み込みたい!ということもあるかと思いますので、備忘録ついでに以下に流れを記載しておきます。
1.バリアブルフォントでテキストを打ち込む
2.太さなどを設定したら文字を選択して”ctrl+Shift+O(書式→アウトラインを作成)”をする
3.変な部分があったらパスファインダーなども使いつつ適宜修正する
4.テキストを打ち込んだレイヤーの右側の〇をクリックして、レイヤーウィンドウ上部の横三本戦をクリック→サブレイヤーに分配(シーケンス)を選択
5.Aeに読み込むならその分割したレイヤーを全部選んでグループされていない状態にしてそれからAiを保存
6.AfterEffectsにそのAiデータを読み込み、必要に応じてレイヤーをシェイプ化して使用
という感じになります。
もちろん僕が以前出させてもらったチュートリアルのような進め方でも依然問題なくかっこいい表現を作ることは可能ですが、知ってしまったらどんどん試したくなる可能性にあふれた最高な機能ですね。
ちなみにバリアブルフォントは2016年から存在していた模様、、、これまで知らなかった自分を恥じるばかりです。
できるだけ毎日のように簡単な記事を更新したいと思っています。
またいい機能やアイデアを発見したら記事にしますね。
最後までお読みいただきありがとうございました!