AfterEffectsを使う上で、クオリティを上げつつ効率的に作業を進めるとなると、どうしてもプラグインやスクリプトの購入は必須になります。
そして、それらの多くは海外の製品です。
そういった製品を購入しようとしたときにどこで買うかというと、国内の販売代理店が最初に頭に浮かびますか?
僕は過去に国内販売代理店で買って損していた口でして、国内販売代理店で買うと海外製品の公式サイトや海外の販売代理店で買うよりも普通にだいぶ割高になってしまいます。
そんな、過去の僕のように知らずに損をしている方が少なからずいる可能性もありますので、この記事の情報をお伝えさせて頂ければと思っています。
ということで、この記事ではこれらについて書いています。
✓国内では海外に比べてどのくらい高くなっているのか
✓一部気を付けたい点
✓よりお得に買うための知識
個人的には、Toolfarmでの購入が公式よりも上回ることがなく、なんでしたら公式より安い場合もありアカウントも変に分散することが無いので推しています。
動画の方でもお話させて頂いていますので、動画の方がよろしい場合はこちらからご覧下さいませm(__)m
それもどのくらいお得なケースがあるのか併せて後述しますね。
公式サイト、または海外サイトで買おう
国内サイトで買うとなぜ高くなってしまうのかというと、やはり手数料や利益を取らなければいけないからですよね。
例えば、AfterEffectsにおいてはどんな製品がどんな値段かご紹介していきたいと思います。
AfterEffectsで人気のある製品
AfterEffectsにおいて人気がある製品はこれらのものが挙げられます。
・Redgiant
・VideoCopilot
・BorisFX
・aescripts系
では、それぞれ実際に海外と比較してどのくらい高いのか計算してみます。
※すべて1ドル108円として計算
どのくらい値段が違うのか
RedGiant
まず、RedGiantの「TrapcodeSuite15」で見てみます。
国内某サイト: 140,400円(税込)
公式サイト : 999ドル(107,892円(税込))
32,508円公式サイトの方がお得
VideoCopilot
VideoCopilotでは「MotionDesignBundle」で見てみます。
国内某サイト: 49,240円(税込)
公式サイト : 349.35ドル(37,730円(税込))
11,510円公式サイトの方がお得
BorisFX
BorisFXでは「Sapphire + MochaPro + Continuum」のバンドルで見てみます。
国内某サイト: 350,350円(税込)
公式サイト : 2,495ドル(269,460円(税込))
80,890円公式サイトの方がお得
aescripts系
aescripts系では、「Plexus」で見てみます。
国内某サイト: 35,200円(税込)
公式サイト : 249.99ドル(26,999円(税込))
8,201円公式サイトの方がお得
単価が高い製品ほど、かなり損することがわかりました。
パーセンテージで言うと、大体30%上乗せされている計算です。
今回計算したBorisFXの製品の場合なんて余計に取られるお金だけで他の製品を2つくらい買えちゃいますよね汗
オススメできる海外販売サイトとその理由
僕が知っている中では、唯一公式サイトと同じ価格か、たまに公式より安い場合もあるサイトが海外の販売代理店Toolfarmです。
先ほどと同様の製品で比較してみますと、RedGiantとBorisFX、Plexusは公式サイトとToolFarmで同じ価格でした。
そして、VideoCopilotに関しては以下のようにToolFarmの方がお得という結果でした。
VideoCopilot
「MotionDesignBundle」の公式サイトとToolFarmでの比較です。
公式サイト : 349.35ドル(37,730円(税込))
ToolFarm : 332.45ドル(35,905円(税込))
1,825円 ToolFarmの方がお得
このように、ToolFarmでは得することはあっても損することはほとんどないですので、いろんな公式サイトでアカウントをいくつも作って管理する手間を考えるとToolfarmをメインに使用するという選択肢は大いにアリですよね。
僕も実際いろんな公式サイトでアカウントを作っていますが、何度かパスワードを忘れたりサイトが統合されてアカウントが迷子になったりで困ったことが何度もあります。
そういう無駄な時間を節約できるという点でアカウントをまとめられるというのは非常に大きなメリットと感じます。
国内サイトや海外サイトで買うときの気を付ける点
そのほか、少し補足情報をお伝えさせて頂きます。
国内サイトで買う唯一のメリット
国内で買う唯一のメリットは、やはり「日本語でやり取りやサポートを受けることができる」という点に尽きると思います。
英語が苦手でどうにもならないという方は30%の保険料を払うという選択肢も結果的な時間の節約になる場合もあるかと思いますので、状況次第で検討の余地はあると考えています。
日本版のToolFarmは高いので注意
ToolFarmには「Toolfarm Japan」という日本の代理店もあるのですが、公式サイトより20%ちょっと高い設定になってます。
これまでと同様にVideoCopilotのMotionDesignBundle」で見てみますと、このような結果になります。
国内某サイト: 49,240円(税込)
公式サイト : 349.35ドル(37,730円(税込))
ToolFarm : 332.45ドル(35,905円(税込))
ToolFarmJapan : 45,360円(税込)
同じツールなのに上と下で13,000円も違うのはちょっとえぐいですよね。
海外製品と言えば、Adobe製品はどうなのか?
AfterEffectsそのものも海外製品ですよね。
これは海外のほうが安いかというとそんなことはありませんでして、国内のオンラインスクールでアカデミックライセンスで購入するのが一番安いはずです。
僕も2019年までこのやり方を知らず、やっとこのアカデミックライセンスで契約をしたのですが、それまで知らなかったというだけで十何万も無駄に払っていたと考えるとツラくなります笑
あなたには同じ轍を踏んで頂きたくないと強く願っていますので、もしご存知ありませんでしたら是非上記解説記事をご参照の上お試しください。
よりお得に買うために
よりお得に買うためには、年に数度ある大きいセールを活用するのがベストです。
主だったセールですと、例えばこれらですね。
・BlackFriday 11月29日金曜日
・CyberMonday 12月2日月曜日
・夏季セール
・年末セール
これらは、毎年定期的に開催されているセールですので、急ぎでないのであればこのタイミングを待つというのは非常に有効な節約方法になります。
国内某大手サイトのほうが海外より少し早めに開催されることが多いのです。
ただ、基本的には同じセールが開催されますので、もとから30%高いところで40%オフで買うよりは、公式サイトか、そこからさらに安い値段でToolfarmで買うかという選択肢に必然的になります。
BlackFridayやCyberMondayは開催されるタイミングが決まっていますので、是非調べたうえで戦略的にお使いいただくといいかなと思います。
ちなみに、2019年は
BlackFriday 11月29日金曜日
CyberMonday 12月2日月曜日
のようですよ。
Googleで「black friday 2019」などと入れるとその年の開催日がトップに表示されますので忘れてしまったら是非やってみてください。
あとは円高のタイミングなども併せて買えるとさらにお得になりますが、それは運次第ですね。
まとめ
AfterEffectsのプラグインなどを買うなら、公式かToolfarmでセールを活用して買いましょうという記事でした。
個人的にはほとんどの方がこの知見をもって実践されているのかなとは思います。
しかし、やはりTwitterなどを見ていると国内サイトのセールで買おうか悩まれている方が散見されますので、もし知らない方がいるのであればとこの記事を書いた次第です。
ということでしたら、そこは国内で販売してくれているサイトがありますので活用すべきだと思いますし、30%の差分を高く見てGoogle翻訳を活用したり映像クリエイターズギルドなどのコミュニティを活用して先人の知恵を借りるのもありなのかなと思います。
是非、費用対効果をより効率的に上げるために良いツールを安く買って作品のクオリティアップに活かして頂ければと思っております。
それでは、あなたのプラグイン購入ライフを心より応援しております。