もしこの両方を一度に叶えるいい方法があるなら、クリエイターなら誰もが実行したいのではないかと思います。
そして、個人的には最適な方法があると考えています。
結論としては、
twitterやYouTubeで流れてくる広告を可能な部分を再現して作ってみる
です。
これが一石二鳥であなたの動画力をアップしつつ世間にアピールする近道の1つです。
(※もちろん、丸パクリで営業コンテンツにしてしまうのは著作権的にも常識的にも×なのでやり方は考える必要があります。)
過去にツイートしたことがあるのですが、理由としてはこんな感じです。
映像力と営業力を高めるいい方法の一つとして、
twitterとかYouTubeで流れてくる広告の手法を丸パクリで作ってみるの、悪くないですよね。
✅難しい技術のものは意外と少ない
✅多くが目を引くようにできてる
✅基本尺が短いから負担少ない
✅ポートフォリオに組み込めるまず作るのが大事なので。
— InovativeWorks@フリーランス&クリエイターで生きられる人を増やしたい (@Inoshita0427) March 14, 2019
動画の方でもお話させて頂いていますので、動画の方がよろしい場合はこちらからご覧下さいませm(__)m
それでは、順番に解説していきたいと思います。
動画力と営業力を高めるオススメの方法
もしあなたがクリエイターなら、職業病なのか広告で動画が流れてくると作り方とか自分ならどうやるか?などを考えてしまったりするのではないでしょうか?
ならいっそのこと、それを実践して営業に活かしてしまうというのはいかがですか?
なぜそのようにオススメするかというと、このような理由からです。
難しい技術のものは意外と少ない
短い時間で印象的に伝えようとする動画が多いからか、twitterやYouTubeで流れてくる動画広告には小難しい表現のものは少なく、難しい技術のものはそんなに多くありません。
例えば、楽天のCMなんかはTVCMでもそうですが短い時間で文字とちょっとしたエレメントだけでドカドカっと訴求してきますよね。
それらはモーショングラフィックスがちょっとできる人なら作ろうと思えばそこまで難しくない内容が多いと個人的に思っています。
(しかし、いざ真似してやってみると意外と細かいことをやってたりして勉強になるという。。)
例えばこんな作品など
センスやテンポ感などは自分で生み出すのは経験も必要になったりと難しいです。
しかしこれらの作品を参考にあなた独自のデザインに落とし込んで動きをつけてみると、立派な営業コンテンツ(認知されやすい作品)になりそうだと思いませんか?
冷静に見てみると、技術的にやってること自体はそこまで難しくないはずです。
YAMAHAの方はテンポ感とカットの音への合わせ方、空気感が非常に参考になります。
実際の案件的にも楽天のCMのように文字でドカドカっと訴求するタイプのものはいまだに需要がありますので技術やポートフォリオとして持っておくのは有効です。
動きやテンポ感を参考にしつつ、あなたが組んだデザインで類似の動きをつけてみるときっと掴めるものがありますし、それをきっかけに何かしらお金に繋がる可能性は広がるはずです。
練習だけで公開しないのであれば丸パクリでとりあえずやってみて自主制作に活かせそうなら活かすという流れでもいいかもしれません。
多くが目を引くようにできてる
動画広告は基本的に短い時間でインパクトを与えて視聴者に訴求ポイントを伝えたり、印象に残さなければいけないため目を引きやすい作りになっているなと感じています。
実際にWebCMの案件では同様の理由で「動きに目を惹くような工夫が欲しい」というオーダーがくることも多いですね。
そもそも目を引きやすいものを真似して作るので、SNSなどで「こんなことできます!」とあなたのオリジナルデザインで習作をアップすることで世間に効率よくアピールすることができます。
クライアントワークを受注したい人はそのように最適化した発信をすればいいですし、作り方をシェアすることでSNSでのファン獲得や広告費に繋がったりもするかもしれません。
基本尺が短いから負担少ない
モーショングラフィックスをやっている方ならわかると思うのですが、1分って結構長い分類になるんですよね。
こういったYouTubeなどで流れてくる目を引く系のWebCMの場合は離脱を避ける為に尺が短いことが多い(もちろん長いものもたくさんあります。)ので、作る上でも負担が少ないのもオススメの理由です。
作る上でも効率がいいため一石二鳥で効果が上がること請け合いです。
ポートフォリオに組み込める
そうやって作った作品をポートフォリオに組み込んで技術力アピールをすることで案件受注に繋がりやすくなります。
何度か記事に出てきていますが、あくまでも著作権や常識的なラインは守った上でなければいけません。
スキルをアピールする上で必要な要素をあなたのデザインに落とし込むことができれば儲けものです。
流行が反映されていることが多いので需要性が高い
楽天のCMなどはいまだに依頼時に「楽天みたいな感じで」という枕ことばでオーダーが来ることがあります。
このように良く目にするものは少なからず他の作品にも流行として現れて来るので、広告動画として流れて来るものの技術やセンスをスキルとして持っておくと有効な可能性が高いということが挙げられます。
実際の僕の経験として
僕の経験としてなのですが、やはり「楽天の動画のイメージにしてほしい」といわれて作った作品や、他の広告動画を参考に制作したものは営業時に相手の反応が違います。
食いつきがいいというとアレですが、相手も見たことがあるだけにイメージしやすいんですよね。
数字としては、このようにして身につけたテクニックやセンスでおそらく年間100万円くらいにはなっているという体感です。
地力も身につけつつ、エクステンションやプリセットを活用することで効率化&クオリティの一定化などにも寄与してくれますので、まだの方は少しずつ取り入れられることをオススメしています。
エクステンションやプリセット、スクリプトにつきましてはオススメのものをご紹介した記事もありますのでよろしければご一読頂けたら嬉しいです。
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まとめ
技術力の提示やSNSでの拡散性はこれからの営業やマーケティングでさらに重要になってくると思っています。
拡散性の高いセンスを手に入れられる方法の一つとして、もともとそういった要素で構成された広告動画を参考にして(時には丸パクリして)技術を取り込むのはいかがでしょうか?という記事でした。
そうして生まれた作品はSNSだけでなく、対面営業でも効果を発揮するに違いありません。
技術で言えばこちらの記事でご紹介している多数のチュートリアルサイトや、オススメのモーショングラフィックスをまとめた記事もありますのでご興味があれば併せてどうぞ。
営業の観点ですと、こちらの記事がオススメです。
これから動画を作ることができる人、作りたい人が増えていく世の中になると思いますが、その中で動画的な営業力を身につけるというのは差別化のひとつになりますのでぜひ一参考にして頂けましたら幸いです。
あなたの順調な動画クリエイターライフを応援しています。