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新人クリエイターが腕を試すなら、コンテストがオススメ【メリット&コンテスト情報まとめサイト3選】




・クリエイターを目指している方

・社会人クリエイターになってまだ間も無い方

・フリーランスになったけどヒマでしょうがない方

上記の中で「コンテストに出してみようかな?でもメンドくさいからやめとこう。。」なんて悩んだことがある方もいるのではないでしょうか。

結論としては、コンテストに作品を出すのはメリットしかないので、実績が少ない状態で、かつ余裕があるならできれば取り組みたいところです。

この記事では、こんなことを知ることができます。

・コンテストの有用性

・コンテストに出したことで得たメリットと実体験

・コンテスト情報まとめサイトのまとめ3選




新人(フリーランス)クリエイターがコンテストに作品を出すメリット

それでは、早速コンテストに作品を出す大きなメリットを3つに分けて解説したいと思います。
上述していますが、デメリットはなくメリットづくめです。

メリット1・・・制約と条件の中で制作する力が身につく

メリットの1つ目として、制約と条件の中で制作する力が身につくということが挙げられます。

ほとんどのコンテストには、制作に関して規約や制作条件などが提示されます。
応募に際しての準備や期限を守る力も試されるため、総合的なクリエイターとしての基礎力を磨くことができます。

中には、制作する課題が「自由」なんてものもあり創造力が試されるようなものもあるので、基礎力を試すことにも繋がります。

場合によっては審査員からフィードバックをもらうことができるかもしれません。
そうすれば今後のクリエイティブライフに活かすこともできます。

学生さんであれば学生限定のコンテストも多く、同年代と切磋琢磨してライバルに出会うこともあるかもしれませんね。

メリット2・・・落選してもポートフォリオに組み込むことができる

メリットの1つ目として、落選してもその作品をポートフォリオに組み込むことができるということが挙げられます。

つまり、基礎力を磨ける上に初めて会う他のクリエイター取引先候補の方に、一つでも多く見てもらう作品を増やすことができるようになります。

できれば自分が持てる技術をいろいろ見せられるような方向で考えつつ入賞を目指せればポートフォリオにも組み込みやすくなりますね。

イノシタ
イノシタ
こないだ賞金〇〇万円のコンテストに出したんですよ~

なんて言って取引先との話題にもできたりします。(実話)

メリット3・・・入賞なら賞金がもらえて実績も付き、審査員(取引先候補)にアピールできる

コンテストなので、ほとんどは賞金(グランプリ、準グランプリ、特別賞など)がもらえます
「コンテストに出す」というのはあまり一般的ではないため「コンテスト荒らし」的なネームバリューが付いた場合は「荒らし」が「賞金の嵐」を呼ぶかもしれません。

また、その実績はどんなに小さいコンテストだったとしても他言する際に規模を言わなければあまり関係無くなり、初対面の相手に対して威厳を放つことでしょう。
(当然大きいコンテストで入賞できればそれに越したことはありません。)

さらに、コンテストでは大手代理店だったり取引先になり得るポジションや会社の方達が審査員をしていることが多いです。

もしかしたら担当者の目に止まって直接継続発注がくるかも。。!?

実際にコンテストに出した経験談

僕が独立した翌年の2014年に、スナック菓子の「ドリトス」クラッシュザボウルという賞金1億円(!!)のコンテストを開催しているのを発見しました。

ベスト8に入れば、アメリカのアメフトの祭典であるクラッシュザスーパーボールで動画を放送できる権利も得られるというものでした。

当時は僕も仕事がかなり少なく困窮していましたが、独立する程度には実力に自信はあったため「ここしかない!」と投稿することに決めました。

その投稿動画がこちら。サムネイルで海外ウケを狙っています笑

しかし、結果としては残念ながら落選しました。

それというのも、このコンテストを知ったのが締め切り3日前とかだったので時間が圧倒的にありませんでした笑

終わってみれば上位入賞者はハイクオリティな実写や、高度な実写合成ばかりでしたので入り込む余地はハナから無かったのかもしれません。

ただ、この作品のキャッチーな部分をポートフォリオに組み込んだところ意外と反応をもらうことが割とあり、映像屋が集まるイベントなどで結構働いてくれました。

「あのドリトスみたいなテイストでお願いします」という発注を頂くこともあり、それで考えると少なくとも50万円~100万円分くらいの受注には役立ったんじゃ無いかと思います。

紹介などにつながる一因となった可能性も考えれば、もっと価値を生み出している可能性はあります。

当時あまりに仕事がなく、出向作業を請け負っていた時期もあったのですが、その会社のアートディレクターさんにこの話をしたら「賞金1億!?」と言って大興奮で食いついてきて仲良くなれました笑

その甲斐もあってか、その方が別会社に移られた時もその会社にご紹介頂いて今だに毎年100万円くらいの案件に繋がっています

なのでコンテスト投稿は全くの無駄では無いどころかナイス判断だったと当時の自分の決断を褒めています。(ドリトスの力がどれだけ効いているかは正直疑わしいところですが)

そういうこともあるので、コンテスト投稿は馬鹿にできない成果をもたらしてくれることがあるかもしれません。

(後にも先にもコンテストに投稿したのはこの一回限りです。。。(^◇^;))

コンテストまとめサイトのまとめ3選

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そんなコンテスト情報をまとめてくれているポータルサイトを3つに絞ってご紹介します。

その1 登竜門<日本最大級のコンテスト情報サイト>

https://compe.japandesign.ne.jp/

もはやコンテスト好きで知らない人はいないんじゃ無いかというくらい大手のコンテスト情報まとめサイトです。
僕がドリトスの1億円コンテストを知ったのもこのサイトでした。

「イラスト」や「映像」、「グラフィック」や「学生向け」などカテゴリー分けで見ることもできるので非常にアクセスがしやすい上に、おすすめのコンテストが頻繁に更新されるので、ここだけ見ておけば間違いないくらいかもしれません。
そんなコンテスト情報をまとめてくれているサイトを4つに絞ってご紹介します。

その2 公募ガイド ONLINE

https://www.koubo.co.jp/

こちらも国内最大級のコンテスト情報サイトで、カテゴリーごとに分けて見やすくしてくれています。
タイミングにもよるかもしれませんが、写真とかイラストのコンテストが多いように見受けられます。

有料会員になるといろいろな特典もありますので、コンテストマニアならぜひ一度はチェックしてみて下さい。
会員サービスの詳細はこちら

その3 COMPE NAVI

http://compe.sterfield.jp/

動画、イラスト、写真からインテリア、クラフトまでまんべんなくコンテスト情報を集めてくれているまとめサイトです。
賞金ランキングで見ることもできるのがありがたいですね。

タグをクリックするだけで見たいジャンルで絞ることができますので、ユーザビリティは高いです。

「編集長ブログ」と題されたブログでは、コンテストに関連した記事やインタビュー記事などが多く挙げられています。




まとめ

一回しか投稿したことがない僕が言うのもなんなんですが、コンテストに出すことで得られるメリットはとても大きいです。

学内、社内で一目置かれたい。。
手が空いていてなかなか案件の話も来ない。。

なんて言う人には、その悩みを解決できる上でのメリットを考えると、非常に理にかなった解決策なのかなと思います。

学生さんなら就職の時にも実績が必要になりますし、何かしらでこの経験が役に立つこと間違いなしです。

 

この記事が、あなたのクリエイティブライフのお役に立てることを願っています。



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Inoshita Kazuki
InovativeWorks
フリーランス映像クリエイターの33歳。

実際の経験からフリーランスに必須だと感じたことを主に発信します。
過去の自分に教えたいことをメインに構想を練っています。
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