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【引き落としは損】税金はクレジットカードで支払うのがオススメ!【お得度を実例で計算】

税金をクレジットカードでお得に払える事実【固定資産税、個人事業税、自動車税など】





個人事業税や固定資産税、自動車税など特定の税金をクレジットカードで支払えることを知ってますか?

僕はこれまで都税事務所や金融機関、コンビニではクレジットカード決済はできないと思っていたんですが、実はできちゃうんですね。

かく言う僕もずっと前に個人事業税の引き落とし手続きをしてしまっていたので、長らく個人事業税は引き落としになっています。

しかし、戸建て住居を買ったために2019年度に固定資産税の支払いが発生しました。

その時の固定資産税の納付書類についてきたこの紙によって今更ながら気づいた次第です。

都税の納付方法一覧の紙のキャプチャ

この記事では、これらのことについて実際の僕のケースを交えつつ詳細をご紹介していければと思います。

✓どんな税金がクレカ決済対象なのか
✓口座引き落としよりどのくらいお得なのか
✓ほかにクレカ決済する方法はあるのか




個人事業税や固定資産税などの税金はクレジットカードで支払える!

税金をクレジットカードで支払うとお得になる事実
どうやら平成28年度の税制改正によってクレカ納付が可能になったようです。

都税となってますが、「国税」「地方税」が対象なので、要するに日本全国で同様に可能なはずです。

ただ、クレカ納付システムが整備されてない自治体などがある可能性もありますので、納付書に上記のような紙が入っていないか確認の上、もしなかったら役場の税務課に確認してみるというのもお試しください。

具体的にどんな税金が支払えるのか

具体的にクレジットカードで納付できる税金の種類は以下のものになります。

・国税
所得税、消費税、法人税、相続税 など

・地方税
住民税、自動車税、固定資産税、個人事業税、都市計画税、償却資産税、不動産取得税 など

クレジットカードで納付するためには、これらの情報が必要ですので、送られてきた納付書類からこの数字を探しましょう。

・「納付番号」
・「確認番号」
・「納付区分」

東京在住の僕の固定資産税の納付書を例に見てみますとこの写真の赤で囲った部分です。
都税(固定資産税)納付書のキャプチャ

どこから支払えるの?

基本的には各自治体の専用サイトからクレジットカード納付をすることができるはずでして、東京の場合はこちらになります。
https://zei.metro.tokyo.lg.jp/

すでに口座引き落としにしてしまっている場合はちょっと面倒くさいですが、先に口座引き落としを止めなければいけません

口座振替の停止をするには、主税局の「徴収部納税推進課(東京の場合)」に電話にて問い合わせる形のようです。

どのくらいお得になるのか

税金をクレジットカードで支払うとどれくらいお得になるのか
まず、手数料をご紹介してから実際の僕の事例でどのくらいお得になったかご紹介していきたいと思います。

手数料について

前提条件として、クレジットカードで納付できるのは100万円未満の納税通知書分のみになりますので注意してください。

口座引き落としですと、キャッシュバックもポイントもつきませんが、クレジットカードで納付するとポイントが付きます。

まず手数料ですが、都税の支払いサイトの決済手数料の画像を参照してご紹介しますね。
税金のクレジットカード納付の手数料キャプチャ

基本的には10,000円ごとに73円(+消費税)が手数料になります。(東京の場合)

実際の僕のケースでどのくらいお得なのか見てみる

それでは、実際に僕が固定資産税を納付した際のケースで実例をご紹介します。

計算の条件としてはこのようになります。

・土地と建物の合計で87,900円
・支払いに使ったのは楽天カード(還元率1%)

手数料に関しては、サイトのシミュレーションを使うとすぐに出てきます。
税金のクレジットカード納付手数料シミュレーションのスクショ
クレジットカード納付の場合は、合計88,609円になりました。
口座引き落としなら当然手数料はかかりませんので、87,900円が引き落とされます。

88,609円の1%(クレカ還元分)は886ポイントです。
お分かりかと思いますが、この時点で手数料を超えているのでお得になっています。

なので合計は88,609円-886=87、723円

なので、本来の数字からこの数字を引けばお得額が出ます。

87,900円 – 87、723円

= 177円のお得

ということになりました。

納税マダム
納税マダム
え~っ!それだけ。。?

この数字だけ見るとかなりしょぼい節約ですが、もっと額が上がってそれがこちらの内容すべてに適用されたらそこそこの金額になりますよ!

・国税
所得税、消費税、法人税、相続税 など

・地方税
住民税、自動車税、固定資産税、個人事業税、都市計画税、償却資産税、不動産取得税 など

さらにクレジットカードによっては使用実績によって何かしら特典があったりしますので良い効果は地味に波及していきます。

楽天カードならダイヤモンド会員になることの一助になりつつポイントももらえて、そのポイントは楽天でんきや楽天モバイルで支払いに充てたり楽天証券で投資に回すこともできます。

話は逸れますが、もしまだ楽天のサービスをいずれもやられていなければ、楽天カードを作成して楽天でんきや楽天モバイルなども開設すると簡単に14,000ポイント以上もらえるので、ただでさえお得なのにさらにお得度が増しますよ^^

ご参考までにまとめておきますね。

楽天カード・・入会2,000ポイント&初使用5,000ポイント + 楽天市場でのお買い物に+2% +スタートボーナスキャンペーン1,000ポイント

楽天でんき・・申し込み2,000ポイント + 楽天市場でのお買い物に+0.5% +スタートボーナスキャンペーン1,000ポイント

楽天モバイル・・申し込み2,000ポイント + 楽天市場でのお買い物に+2% +スタートボーナスキャンペーン1,000ポイント

僕は楽天経済圏を最近取り入れまして、必要な買い物だけで2か月経たずに20,000ポイントほど溜めることができました。現金支出を減らすことができるので非常におすすめです。

支払いも外に出ることなくいつでもできて簡単にすぐ終わりますので、非常に便利かつお得です。

もし現金で支払われている場合は、今回ご紹介している方法(口座振替でもですが)でカード納付すると経営者ならカードの利用明細で管理することが容易になりますのでひと手間省かれますよね。

なぜかと言いますと、freeeなどのクラウド会計サービスを使うとクレカ情報や口座情報を自動で取得してくれるため、自分で入力する手間が省けるためです。

他にクレジットカードで払う方法はあるのか

その他のクレジットカードでの支払い方法は
他にもクレジットカードで税金などを支払うことができます。

の活用などが挙げられます。

僕はこれらにおいてはまだ実際にやったことがないので残念ながら使用感などお伝えできないのですが、同様にポイントやキャッシュバックがありますので上手に活用すればさらなるお得も見込めると思います。

特に、ファミペイはお得な様相を呈していますので、機会を見て試していきたいなと思っています。

ツイッターでも税金や公共料金でファミペイが使えたと喜びの声が上がっています。


20,000円のチャージが上限のようですが、3,000円お得なら部分的にこちらも併用していきたいですよね。

これについては、試せ次第別途記事を書いていきたいと思います^^

お得なカードKyashも使えないか調べてみたのですが、税金支払いではキャッシュバックはもらえなくなってしまったようです。



まとめ

ぱっと見は冴えない節約に見えましたが、これが積み重なると結構いい金額になるのはご想像頂けるかと思います。

僕も個人事業税の口座引き落とし停止の手続きをまだできていないのですぐにやりたいと思います。

このように知らないと損する仕組みっていやほどあるので、僕も知識を付けて実践でき次第オススメできるものはどんどん共有していければと思っています。

あなたの経営手腕を磨くひとつの知識としてよろしければご活用いただければ幸いです。

それでは、今後ますますのあなたの自営業ライフを応援しております。






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Inoshita Kazuki
InovativeWorks
フリーランス映像クリエイターの33歳。

実際の経験からフリーランスに必須だと感じたことを主に発信します。
過去の自分に教えたいことをメインに構想を練っています。
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