AfterEffects

AfterEffectsおすすめ拡張機能(基本無料のエクステンション/有料パックあり) #3【Motion Factory】




拡張機能が気になるマダム
拡張機能が気になるマダム
#2のAEjuiceもなかなか良かったわよ。で、もっと無いの?

ありましたよマダム^ ^

それは、
「Motion Factory」のエクステンション&有料パックシリーズです。

こちらは、Pixflow運営のMotionFactoryのサイトでダウンロードできる無料のエクステンション(スターターパック)になります。

有料パックはEnvatoMarketという海外のクリエイティブデータ販売プラットフォームの中の映像部門である「VideoHive(ビデオハイブ)」で購入することができます。(こちらの⬇︎バナーからはVideoHiveのランディングページに飛べます。)

有料パックの価格は、それぞれ商用利用の場合でも29~59ドル程度(拡張ライセンスなら99~149ドル)です。

カートゥーンエフェクト、パーティクル系、タイポグラフィ、HUD、グリッチなど多様な種類があり、汎用性がかなり高いです。

カートゥーンエフェクトに関しては、かなりクオリティが高いのに無料で使えますので使い倒しましょう笑

このくらいの構成なら慣れれば3分くらいで作れちゃいますよ。




おすすめ拡張機能#3 【MotionFactory】

2019年1月31日時点では、以下の5種で構成されています。

・ActionFX Builder

・Particle Builder

・Type Builder

・Hi-Tech Builder

・Glitch Builder

名前だけで、モーショングラフィックス屋のツボを抑えてるな〜って感じがしますよね笑

それぞれにスターターパックと称して無料で使えるものがありまして、それだけでも結構なボリュームがあり使いでがあります。

インストールも使い方も比較的簡単で、使いやすいです。

インストール方法

エクステンションのインストール方法をご紹介します。

まず、こちらの公式ページに飛んで頂き、画像の赤枠の「Get It For Free」ボタンを押します。

次に、WindowsかMacのどちらかのボタンを押すと勝手にダウンロードが始まります。

ダウンロードされた「Motion-Factory-Setup.pkg」を開くと、任意のダウンロード先にインストールができます。

 

インストールが完了したら、AEを開くと「ウィンドウ→拡張機能」のところからMotionFactoryにアクセスできますので、クリックするとインターフェースが開きます。

これでひとまずエクステンションのインストールは完了です。

これで5種のスターターパックは使用できるようになりました。

Hi-Tech builderのスターターパックHUD系素材が60個もあるので、それだけでもかなり使えます。

 

それでは引き続き、各パックについてご紹介していきたいと思います。

ActionFX Builder

こちらは、カートゥーン系エフェクトの素材パックになります。
内容はこちらのPVでご覧頂けます。

ActionFX Builderの詳細はこちら
https://pixflow.net/products/motion-factory/actionfx-builder/

ちょろっとお伝えしていましたが、このカートゥーン系エフェクト49個が、

全部無料で使えちゃうんです!

ベクターデータなので、拡大も可能です。

PVの後半で出てきた「RealisticFXパック」(火と煙のリアル気味なFullHDの素材パック)につきましては、別途ダウンロードする必要があります。

ダウンロード方法は、こちらのリンクからGUMROADのページに飛びますので、価格を設定(0ドル〜)して「これが欲しいです!」ボタンを押します。

すると、メールアドレスを問われますので、打ち込んで「手に入れる」ボタンを押します。

こんな画面が出ると思いますが、パスワードは打ち込まなくても大丈夫です。そのままダウンロードボタンを押します。

そうしたらこの画面に移りますので、赤枠のダウンロードボタンを押して「starter-real.mfg」をダウンロードします。

「starter-real.mfg」は置いておいて、いったんAEに移ります。

MotionFactoryのインターフェースの画像の赤枠部分を押します。

こんな画面がでますので、赤枠をクリックして先ほどの「starter-real.mfg」を選択したらインストール完了です。

いずれのパックも使い方は簡単で、インターフェース上で使いたいエフェクトにマウスカーソルを合わせると「Create」のボタンが出るのでクリックするだけでコンポジションが作成されます。(ParticleBuilderだけ少し特殊です。)

スターターパック(無料版)のライセンスについて

Startar Packに関して、念のためサポートに問い合わせました。

Is “ActionFX Builder” and “ActionFX REAL FX (starter-real)” commercially free?
If you have limitations on these specifications, please let me know.

InovativeWorks
InovativeWorks
ActionFX BuilderやRealFXは商用利用可能ですか?
何か制限があれば教えてください

If you want to use the free items (unlocked items), they are free for commercial.

フリーアイテム(ロック解除されたもの)を使う場合は、商用利用可能ですよ

ということで、スターターパックの商用利用は問題無いようです^ ^

その他の有料パック

その他の有料パックについては、VideoHiveのライセンス上、基本的には案件ごとに購入が必要になるようです。

正規ライセンス(Regular)拡張ライセンス(Extended)の仕分けはVideoHiveのライセンス規定をご参照くださいませ。

ちなみに、公式サイトの方に乗っている値段とVideoHive上の表記がちょこちょこ異なっていますのでご注意ください笑

Particle Builder


これはもしかしたら見たことがある方も多いかもしれません。
ユニークで使い勝手も非常にいいので、必要に応じて都度購入の上使用したいですね。

TrapCodeのParticularのプリセットで、それらがパスやブラシによってコントールできるかなりキャッチーなパックになります。当然Particularが必要になります。

Particle Builderの公式ページはこちら
https://pixflow.net/products/motion-factory/particle-builder/

使い方はかなり長くなってしまいますので、購入される場合に公式YouTubeチャンネルなどのTutorialをご参照頂ければと思いますm(_ _)m

各パックのリンクはこちら

SandPack(39ドル&110ドル)

VideoHiveのSandPackページはこちら

ElementalPack(49ドル&99ドル)

VideoHiveのElementalPackページはこちら

MagicalPack(39ドル)

VideoHiveのMagicalPackページはこちら

Magical Packのみ、VideoHiveのTools Licenseが適用されますので、一度購入すればOKです。

Type Builder


タイポグラフィのテンプレートパックになります。
かなり多彩なので、使いどころは多いかもしれません。

Type Builderの公式ページはこちら
https://pixflow.net/products/motion-factory/type-builder/

Title Animation(59ドル&149ドル)

VideoHiveのTitle Animationページはこちら

Hi-Tech Builder

ハイクオリティなHUD系の素材が318個も収録されています。
スターターパックだけでもかなり使えますが、それでも足りないという方は購入するといいと思います。

Hi-Tech Builderの公式ページはこちら
https://pixflow.net/products/motion-factory/hi-tech-builder/

QuantumPack(59ドル&99ドル)


VideoHiveのQuantumPackページはこちら

Glitch Builder

グリッチ系のプリセットパックになります。
100以上ものプリセットがコンポジションを選んで1クリックで適用できます。

Glitch Builderの公式ページはこちら
https://pixflow.net/products/motion-factory/glitch-builder/

Essential Glitch Effects Pack(29ドル&138ドル)

VideoHiveの購入ページはこちら



まとめ

いかがでしたでしょうか?
無料版だけでもかなりの使い手があるエクステンションなので、タイミングが合いましたらぜひ有効活用してみて下さい。

こちらの点だけが懸念されますが、クオリティと汎用性は段違いなのでハマる案件はあるに違いありません。

・有料パックはライセンス的に買い切りでないので、都度都度コストがかかってしまうこと

長くなってしまいましたが、この記事が時間の節約のお役に立てましたら幸いです。




重要な情報が届くかも!?

inovativeworksのメールマガジン登録はこちら

Inoshita Kazuki
InovativeWorks
フリーランス映像クリエイターの33歳。

実際の経験からフリーランスに必須だと感じたことを主に発信します。
過去の自分に教えたいことをメインに構想を練っています。
\ Follow me /