映像を作れる方であれば、一度はこう考えたことがあるのではないでしょうか。
販売先としましては、今であれば以下のものが挙げられると思います。
僕は、2013年に独立後すぐ、当時人気が絶頂期だったニコニコ動画の「ニコニ・コモンズ」で映像素材を収益化できるシステム「クリエイター奨励プログラム」というものがあることを知りました。
ニコニコ動画(ニコニ・コモンズ)では、今でこそ増えてきましたが当時はあまりクオリティの高い素材がまだ多くなく、入り込む余地がかなりあるなと思ったので善は急げとばかりにすぐに素材をアップし始めました。
ではニコニ・コモンズによっていくら稼げているのか、早速公開したいと思います。
動画の方でもお話していますので、動画の方がよろしい場合はこちらからご覧くださいm(__)m!
ニコニ・コモンズで得た収益を公開!映像クリエイターの素材はいくらになるのか
2013年6月20日に初めての投稿をして、2018年9月11日現時点では81作品をアップしていまして、使用して頂いた回数は合計2,432回となっています。
(素材を最後にアップしたのは2016年2月3日)
ずばり、2014年から2018年までの収益がこちらです!
2014年
現金交換・・・25,974円
ニコニコポイント交換・・・33,148ポイント
2015年
現金交換・・・85,222円
ニコニコポイント交換・・・26,000ポイント
2016年
現金交換・・・101,734円
ニコニコポイント交換・・・26,694ポイント
2017年
現金交換・・・135,905円
ニコニコポイント交換・・・8,316ポイント
2018年
現金交換・・・57,114円
ニコニコポイント交換・・・2,400ポイント
合計
現金交換・・・405,949円
ニコニコポイント交換・・・96,558ポイント
※ニコニコポイントはクリエイター奨励スコアから交換する際に30%増しで交換してもらえる時に交換しているので、実際に素材販売で得た利益は-30%の数字になります。
※1ポイントは1円のようなイメージです。
基本ほったらかしにしてはいい数字じゃないでしょうか?
正直制作時間がバリバリかかるコンテンツまでは求められませんし、一度作ればあとは素材が稼いでくれることを考えると結構いい制度なので、個人的にはクリエイターは参入する価値はあると思っています。
それなりにプロモーションをする必要はありますが、暇な時にがっつり素材を作ってアップしておくだけで素材がお金を稼いでくれるってかなりありがたくないですか?
結構な額をポイントに交換しているのは、ポイントを使ってニコニコ動画内に広告を打つことでさらなる周知に使用したためです。
こちらの3点をうまく使いつつ、タイミングを見つつちょっと気合いを入れて広告にお金を入れればかなり効率のいい取り回しをすることができます。
・ポイントは現金に交換するよりも30%多く交換してもらえる点
・キャンペーンで広告費用が80%オフになるチケットがもらえることがある
・広告に使った分をチケットでほぼほぼ還元してくれるキャンペーンが年末などにある
案件で作ったけど使わなかったエフェクトとかをアップしとくだけでも結構需要があったりしますよ!
ちなみに、アップしているのはこんな作品です。
InovativeWorksのニコニ・コモンズページはこちら
ニコニ・コモンズとクリエイター奨励プログラムとは?
そもそも、ニコニコ動画のニコニ・コモンズ クリエイター奨励プログラムとはどういう制度なのかを理解することで戦いやすくなるかもしれませんので、こちらでご紹介させて頂きます。
「ニコニ・コモンズ」とは
https://qa.nicovideo.jp/faq/show/885?site_domain=default
「ニコニ・コモンズ」とは、クリエイターの創作活動を支援する、著作物の利用ルールであり、また、そのための著作物(作品)を管理するウェブサイトです。
ニコニ・コモンズでは、クリエイター(著作権者)が作品の権利の一部を開放し、これを明示することで、自己の作品を広めたり、他のクリエイターによる新たな創作活動を支援する仕組みを作ります。
権利者は、「ニコニ・コモンズ」サイトに作品をアップロードして登録し、その作品を利用したいクリエイターは「ニコニ・コモンズ」サイトで利用したい作品を探してダウンロードします。
登録された作品は「ニコニ・コモンズ」サイトのサーバ内において一元的に管理されます。登録作品を利用して新たに創作された作品(派生作品)は、「ニコニ・コモンズ」対応サイト(例:「SMILEVIDEO」)にアップロードして発表したり、再び「ニコニ・コモンズ」サイトにアップロードして新たな作品として登録することができます。
つまりクリエイターが、「アップした素材を作品に使っていいよ!」という制度です。
これを収益化に繋げてくれるのが、「クリエイター奨励プログラム」になります。
「クリエイター奨励プログラム」とは
http://commons.nicovideo.jp/cpp/about/
プレミアム会員収入、広告収入の一部を原資に、創作活動の支援および二次創作文化の推進を目的として、
niconicoの投稿作品に対して奨励金をお支払いする制度です。
動画、生放送、静画など多くのniconicoサービスに対応しており、たくさん見られたり、コメントされたり、リスペクトされたりすることでクリエイター奨励スコアが計算されます。作品を登録してから4ヶ月後の月初にスコアが付与されます。
この間、権利侵害対応、スコア算出などを行います。
要はプレミアム会員の費用(月額540円)×プレミアム会員数のお金の一部をクリエイター奨励プログラムに登録されて使われた作品に按分してくれるというわけですね。
素材をアップした際にコンテンツツリーに親作品として登録したりする一手間は必要になってしまいますが、権利を主張して利益を受け取るために必要な作業になりますので絶対にしないといけません。
提供している素材を使ってもらって、その作品が人気が出れば出ただけこちらにも利益が入ります。
※人気とは、再生数/コメント数などが特に大きい基準になっていると思われます。
ニコニコ動画以外の素材販売サイトで売らなかった理由
ニコニコ動画でこんなにお金になるなら素材販売サイトだったらもっと儲かるんじゃないの?と思いませんか。僕はめっちゃ思ってます。
ではなぜ僕は他の販売サイトにアップしなかったのかをちょっと考えてみたいと思います。
具体的には下記の3点がポイントでした。
・見つけられるまでが大変そう(競合が多い)
・クオリティ高くないと使われなそう(すでに強豪がいる)
・そもそも自分だったらエフェクト買ってまで使わないなと思った
他のサイトではクオリティが高いものやクオリティが低いものも含めて結構な数がアップされていました。
使われやすいエフェクト系の素材はだいたい「背景」「強調」「炎」「ノイズ系」などになると思いますので、そうなるとみんなそこを狙って作りまくっているわけです。そこで戦うのはちょっと効率が悪いかもと思ったのが一つです。
反面、ニコニコ動画は当時上り調子で、クオリティが高い素材もそんなに多くなかったためちょっとクオリティ上げ目の素材をアップすれば目立ってネームバリューもつき素材もバンバン使ってもらえるんじゃないかと思ったという思惑がありました。
現在でも需要が高い素材は結構決まってますので、そこのクオリティを上げたものもしくは汎用性が高いものをアップして行ければある程度数字は狙っていけるんじゃないかと思います。
素材販売サイトはやってみないとわからないのですが、もしかしたら継続は力なりでいい感じの素材をアップし続けられれば、あるいはすごい不労所得を生み出してくれるのかもしれません。
今はニコニコ動画の人気が下火とはいえ、いくつかプレミアムに登録してそれぞれ特化した素材をすごい数あげるなどすれば毎月30万円くらいは全然いけるんじゃないかなと思っています。
ガッツがあってたまたまヒマがある映像クリエイターの方にはやってみる価値があると思いますよ!!
クリエイター奨励プログラムに登録するためには、まずは自分がプレミアム会員になる必要がありますので、こちらから登録をして素材の収益化にチャレンジしてみてください!