「AIは最高の実装者で最悪の企画者」セミナー振り返り

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4/29(火)に Motion Design Studio 主催で開催されたセミナー「AIは最高の実装者で最悪の企画者」、最終的に145名の方にご参加登録いただきました。

直前の段階では82名と聞いていたのが、最終盤で大きく伸びた形です。本当にありがとうございました。

主催の @mdspro ニワさんには、4/5に当セミナーの打診を頂き、4/29の本番まで企画から運営まで本当にお世話になりました。改めて感謝です。

当日は結果として2時間半のロングセッションでしたが、終了後アンケートでたくさんのコメント・質問をいただきました。ありがたいことにたくさんご質問を頂いたのですが、すべてにはお答えしきれないので、特に多かった、より多くの方に関連しそうな質問にこの記事で補足していきます。

本編では事前に頂いた質問にQ&Aセッションで7問ほど体験談と個人的な考えをじっくりお答えさせて頂いていますので、気になる方はアーカイブの方もご検討いただければと思います。

セミナー本編はアーカイブ販売中です。
当日の濃い内容と、特典の「ClaudeCode 四層構造ガイド(ClaudeCodeに渡すだけで僕の安全対策をしたうえで今現在運用している構造がインストールできる代物)」は、ぜひそちらでご確認ください。

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セミナーで一番伝えたかったこと

タイトル通り、「AIは最高の実装者で最悪の企画者」。

AIに仕事を任せるとき、企画や設計まで丸投げするとだいたい失敗します。
逆に、企画は人間が固めて、実装をAIに任せると一気に加速する。

この線引きをどう設計するかが、個人開発者にとって一番大事だ、というのが核心メッセージでした。

詳しい話は当日のセミナー本編で2時間半かけてお話ししています。
セッション中に頂いたコメントにお答えしてたりもしますので、その質問も質が高いものが多く、AIでプロダクトを作るうえでの考え方や危機管理にも触れています。
僕も大変勉強になりました。

参加者の声から

終了後アンケートで嬉しいコメントをたくさんいただきました。
一部抜粋します。

「AIに任せる範囲やファイル構造の理解の大切さが伝わりました」

「Claude Code導入せねばと思っていたところだったので、肌感がわかりとても参考になりました」

「AIとの付き合い方を見れたのがとても良かったです」

「先行者利益の世界は厳しいですよね!そんな中で勝ち抜いているところが素晴らしいです」

特に多かったのは「自分も製品開発に挑戦してみたい」という反応で、これが何より嬉しかったです。

質問への補足回答

以下では、本編では触れられなかった事前アンケートへの質問への一部回答と、終了後アンケートで頂いたご質問の一部にお答えさせて頂いています。

制作の現場について

Q. MotionSpiceとLightSweepProを制作した際、特に頭を悩ませたことは?またAIを複数横断的に使用しましたか?

たくさんありますが、率直に言うと「AIに任せた部分」よりも「AIに任せきれなかった部分」で時間を使いました。

例えばLightSweepProにおいては、エフェクトを適用したときの見た目が「気持ちよくない」という判断は、最後まで人間(自分)の目でしかできませんでした。それと動作確認ですね。
AIはコード上でそれを再現してくれてはいますが、「人間が見たときに気持ちいいか」までは判断できないので、ここに16年のAE現場経験が活きた感覚があります。

複数AI横断については、セミナーの内容でご覧いただけたかもしれませんが、Claude.ai、Claude Code(実装)、Geminiの3つを役割分担して使っています。
詳しい運用ルールはセミナー特典の四層構造ガイドやアーカイブで詳しくご覧頂けますので、そちらをぜひ。

Q. 今回お話しいただいた内容を実践していくうえで、最初に意識すべきことや、初心者がつまずきやすいポイントがあれば教えていただきたいです。

本編をご覧頂いてない方にはアーカイブをご覧いただく前提になってしまうのですが、AIでプロダクトやサービスなどを構築していく上で最初に意識すべきは、やはり自分が欲しいと思えるかどうか、ストレスなく使えるかを意識するのがいいかなとは思います。
そのうえで、今回お渡しさせて頂いた四層構造のようなものを一撃で作り上げる気持ちではなく、毎日コツコツと使っていってAIを育てていくというような意識になってくるのかなと感じています。
初心者がつまずきやすいポイントは無料のAIサービスなども多くある中で安いからとりあえずそれを使っていこうというのも大事ではあるのですが、個人的には”使っていく中で自分に最適化されるやり方”を構築していけるといいのかなと思います。Codex×Obsidanで記憶を構築していくノウハウなどもXでは見かけましたが、積みあがっていくようにAIを使っていくという意識は今後生き抜いていく上で重要になってくるような気はしています。

ライフスタイル系

Q. クライアントワークの割合は?

現在は月にもよりますし、明確にはなんとも言えないのですが時間を使う程度でいうと30~50%程度がクライアントワークという雰囲気です。製品開発だけで食べていける状態を 2027~2029年までに作るのが目標で、そこから逆算して複数製品のロードマップを進めています。今はまだ過渡期です。

やはり副業だなんだと僕もいろいろやってきましたが、結局はクライアントワークを伸ばして事業をスケールさせていくのがもっとも手短に稼ぐ手段ではあるので、完全に切り離すのはまだ少し先になるかなという印象です。
とはいえクライアントワークに頼らないで生きられるを目標にしてはいますので、AIも活用する時間を確保するために案件でパツパツにならないようどうにかこうにかうまくやっていくことにはなりそうです。

AI活用について

Q. AIに毎月どのくらい使ってますか?

月額で:
Claude(Maxプラン): 約18,000円
Google AI Pro: 約2,900円

合計 約2.1万円/月 です。他にAPI課金などはほぼ発生していません。

セミナー本編を見て頂けばお話しているのですが、僕の製品の売れ行きと比較すると経費として見るなら「思ったより安い」と感じる方が多いかもしれません。
ヘビーに使いこなせば、月2万円程度で個人開発者の生産性は数倍になります。投資対効果としてはむしろ安すぎるくらいだと思っています。

Q. AIの学習法は?

「触りまくる」が結論ですが、考え方としてはAIを学習させつつ自分はAIとのコミュニケーション方法に慣れるのほうが正しいかもしれません。

僕の場合、AE歴16年の現場知識を「企画の種と解決案の具体化」として持っていて、それをAIに「実装」してもらう構図がハマっています。
専門領域 × AI、という組み合わせが一番効率がいいと感じています。

具体的なステップは三層分業の運用に直結するので、ぜひセミナー本編 + 特典ガイドをご覧ください。

・Adobe × Claude の連携について

最近のAdobe MCP動向や Claude Code との実装可能性

これは僕自身も今一番熱心に追っている領域です。
最近Anthropicから公式の Adobe MCP が出たり、Adobe側もFireflyのAI Assistant構想を発表したりと、両社の歩み寄りが急速に進んでいます。

After Effects に関して言えば、まだUXP移行前なので「公式の」Claude連携ツールは存在しませんが、CEPやネイティブプラグイン経由で実質的な連携を実装することは技術的に可能です。私自身、自社製品でこの方向の実験を進めている最中で、可能性と限界の両方が見えてきました。

おわりに

145名のご参加、本当にありがとうございました。
ニワさん、Motion Design Studio の皆さん、改めて感謝です。

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次回もまたどこかでお会いできれば嬉しいです。