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映像クリエイターになるために大学は必要?メリットとデメリット

映像クリエイターになりたいけど、大学に行ってまで学ぶ必要があるのか?という悩みは進路で悩んでいる方には人生を左右するほど重要な問題だと思います。

そこで、実際にフリーランスで映像クリエイターをやっている僕の意見をお伝えすることで少しでも悩んでいる方の参考になればと思い記事にしました。

映像クリエイターになるために大学は必要なのか?メリットとデメリット

映像クリエイターになるために大学は必要なのかに対しての結論としては、

資産状況と個々の目指す道次第です。

突き放すような言い方に見えますが、決してそういうことではありません。
メリット、デメリットがありますので、僕の経験を交えて以下に理由を述べていきたいと思います。

メリット

・クリエイターを目指す(かもしれない)友人/先輩ができる
・課題などで強制的かつ定期的にインプットとアウトプットの機会ができる
・大学でできた繋がりから仕事につながる場合がある

クリエイターを目指す(かもしれない)友人/先輩ができる

まず、クリエイターの友人ができるということは結構大きいです。
そこで切磋琢磨したり楽しんで学ぶということは効率がいい場合も多いと思います。

僕も実際にフリーランスになってから、同じゼミの友人がフリーランスになる友人がいたり、大手の会社に入ったりして頑張ってる友人たちから刺激を受けています。

課題などで強制的かつ定期的にインプットとアウトプットの機会ができる

芸術系大学の場合、定期的に課題が出るはずなので、そこで強制的に技術を仕入れたりアイディアを練る楽しさ(苦しみ)を味わうことができます。

また、仲間たちと泊まり込みで制作するなどの経験を学生のうちにすることができるのは一つの経験としてはアリかもしれません。

大学でできた繋がりから仕事につながる場合がある

これは特にあなたが企業をしたり独立したりした場合に大きなつながりになります。
長く業界にいる場合、友人や先輩たちも出世をしていき外注の権利を持ったりそこらへんのコントロールができるようになった時に、あなたに仕事を振ってくれる場合が出てくるでしょう。

さらに、芸術系大学であれば教授もそういった案件や会社を持っている可能性が高く、卒業後に教授や学科で知り合った先輩などから仕事の話がくる可能性が上がります。

デメリット

・友達や先輩との付き合いや、サークル/バイトにかまけて何も技術を学べない機会が圧倒的に増える
・課題で達成感を感じてしまい、自主制作を逆にしなくなる
・学費が鬼高い

友達や先輩との付き合いや、サークル/バイトにかまけて何も技術を学べない機会が圧倒的に増える

友人や仲のいい先輩ができたら、知人が増えた分当然付き合いがより多く発生します。
断ればいいじゃんと思うかもしれませんが、楽しいと知っていると勉強は後回しで行っちゃうものです。

バイトは大学行く行かないにしてもやられるかもしれませんが、そこにサークルや付き合いが絡んでくるとセルフマネジメントをよっぽどしっかりできる人でなければ技術を学ぶ時間を作るのは厳しくなるでしょう。

テスト期間によっては単位取得のためのテスト(勉強)も発生します。

課題で達成感を感じてしまい、自主制作を逆にしなくなる

課題で燃え尽きて、また次の課題が始まるまで遊んじゃいます。
これは友達がいようといまいと、ネットが楽しい時代なので自分を戒めつつ考えて行動する必要があります。

学費が鬼高い

都内の場合、年間平均でも140~200万円近くかかります。
もし親がお金持ちでここは気にする必要がない方は超絶ラッキーです。

そうでない場合、学費が高いため、離脱する友達が少なからず出てきます。あなたもそのうちの一人になる可能性は十分にあると思ってください。
そうなると試験や入学にかかる費用や時間が全て無駄になりますので、親御さんとの会議は割とシビアにされることを強くオススメします。

親御さんは素知らぬ顔でお金を出してくれようとするかもしれませんが、貯蓄がなくなり途中で資金繰りがショートしてもうお金は出せないと言われるケースもあります。(僕のかなり仲のよかった友人がまさにそうでしたが、バイト漬けになって課題もこなせずやむなく中退してしまいました。)

さらに奨学金を借りてかろうじて卒業できてもしばらくは借金地獄。。。ということもあります。

ご家庭のお金に自信をお持ちでない場合は独学の道(または資金によっては専門学校など)を選んだ方が今後のあなたの為になる場合が多いと思います。

メリット/デメリットの根拠を経験を交えつつ

メリットに関して

これは学部や学科によりますが、僕の場合はいろんなジャンルを学ぶ学科でしたので個人では絶対にやらないし気づかないようなやり方を知ることは確かにできたなと感じています。

HTML(ホームページの作り方)を学んでいる時には、「俺は映像クリエイターになるんだから、適当でいいや」なんて思ってましたが、社会人になって友人とネットショッピングサイトを立ち上げることになり、その際にこの経験が割と自信になっていたんだなと気づきました。
このブログを作成している時にもHTMLの知識がなかったらエラーに対処する際やデザインを組む時にもっと時間がかかっていたと思います。(そもそもやってないかも)

そして、他の同期たちの作品を見て行く中で、優秀な友人がいたりして自分がダメなんだなと思ったりすると逆に「技術を身につけなきゃ」と一念発起できたりもしました。
フリーランスになってからはたまに同じくフリーランスになった同期の友人と一緒に仕事をしたりしてこういうのも大学時代があったからだなと思ったりします。

さらに、フリーランスになったからこそではあるのですが、ゼミの教授から現在お仕事を頂いてまして、それだけでも年間だいたい150万円ほどの収入になっていますので、そういうケースに運良く持っていければ学費も元を取れるということになります。
ただ、これは割と稀なケースだと思ったほうがいいでしょう。

デメリットに関して

僕の場合は、ダンスサークルに所属していたのですが、それこそ授業が終わってから終電まで毎日のようにダンスばかりしていて課題も適当にこなしていただけでした。
さらにはデザインセンスも元からあるほうではなかったので、「課題すら適当にこなしてダンスばっかりしてるダメなやつ」みたいな認識をされていたんじゃないかと思います笑

こんな僕でもこつこつ技術の勉強(AfterEffectsの使い方)だけはコツコツしていたので2年半の社会人経験を経て独立することはできるのですから大学なんかいらないんじゃないかと思っちゃうことがあります。

また、友達ができない場合もあるかもしれません。そうなると結局メリットの一つを潰した挙句、陰鬱として学生時代を過ごさないと行けなくなります。
これを避ける為には、意識して友達を作るように行動することが求められます。(自分から話しかける/サークルに所属する/飲み会に参加するなど)

学費が高いことはもう入る前からわかっていることなので、本当に親御さんと対話するしかないと思います。

無理して入ってしまうと、中途半端にお金だけ払って退学するハメになります。
僕も友人が何人もお金の問題で退学していきました。

僕の親は幸運にも「気にしないで大学行きな」的な感じでしたが、今になって、「大学で何百万もかかったんだから親孝行しなさいよね」的な感じです笑

結論

個人的には、お金があって自分をコントロールできる人は4年生美大に行くのは大いにありだと思います。
友人を作るということに関しては、映像クリエイターがあつまるイベントなんかはちょくちょくありますので、そこに作品を持って突撃したりtwitterで同年代のクリエイターに直接コンタクトをとってみたりといろいろなやり方で仲間は作れる時代なので大学には行かなくても問題ないと思います。

もし資産的に厳しいようでしたら、バイトしながら独学でも全く問題はないと思います。

どっちも魅力的という方は専門学校という選択肢もとてもいいと思います。

大学での4年間は社会人になったら得ることのできない唯一の自由な時間とも言えますが、逆に言えば実りのない4年にもなり得ます。

いずれの場合も、こちらの映像クリエイターズギルドで無料でプロの動向を探りながら、金銭面のイメージや作品の添削など使い方次第ではとても有益な場になるはずですので、映像業界を目指されるのであれば是非とも早くから所属されることを強くオススメします。

実際に僕が行っていた大学、学科

余談として、僕が行っていた大学、学部学科をお伝えさせて頂いて最後とさせていただきます。

大学

僕が行っていた大学は東京工芸大学という四年生の工学部と芸術学部がある大学です。

東京学芸大学や武蔵野美術大学、多摩美術大学といった超有名美大よりも試験が簡単で、同じようなランクとしては東京造形大学などが挙げられます。

学部学科

学部学科は、芸術学部メディアアート表現学科という、当時生まれたばかりといえるくらい出たての最先端のアートを学べる学科でした。
2010年にインタラクティブメディア学科に変更になりました。

メディアアートとは映像、WEB、デザイン、工作などあらゆる技術を用いてインスタレーションやインタラクティブなアートを作るアートの分類で、この学科ではそれらに関わる基礎的な技術を学んでいました。

具体的に学べること

HTML(CSS)
映像(撮影、加工)
デザイン(グラフィック、写真加工など)

やっている人は
半田ごてを用いたプロダクトの制作
ノイズミュージック
教育や情報デザイン

以上となります。
この記事が誰かのお役にたてることを願っております。