僕自身フリーランスとして活動していますが、先日、令和6年11月からフリーランスも労災保険に特別加入できるようになるというニュースを見ました。これは多くのフリーランスにとって重要な変更になりそうです。
フリーランス保護法に続いて整ってきちゃいましたね。フリーランス界隈。
フリーランス保護法が施行開始!知っておくべき重要ポイントと対応策
9年ほど前、保険の窓口的なところに行った際に、僕がフリーランスと聞いて「じゃあ所得補償保険と収入保障保険はあったほうがいいですね」とお姉さん()の目の色が変わりました。
そして当時あまり知識のなかった僕は月に合計ウン万円でまんまと多様な保険に入ってしまいました。
今では入っている保険は掛け捨ての医療保険2~3千円とか地震保険だけですが、基本的に保険会社の商品は利益が出てなんぼなので、なんかいろんなコストが載せられた結果期待リターンは低くなってしまいます。
さらに、フリーランスなら一度は聞いたことがあるかもしれないフリーナンスにも所得補償があります。
シミュレーションしてみたところ、僕の条件で仮に30万円欲しいとするなら月2430円+月額会員費(490円/980円)の費用で行けるみたいです。
これとかと比べてどうなのか?っていう話ですよね。
僕としては入らないにしてもちょっと気になる制度なので、少し調べてみました。
制度改正のポイント
特別加入制度とは?
- これまで原則として会社員のみが対象だった労災保険に、フリーランスも任意で加入できるように
- 業務中の事故や通勤中の怪我などが補償の対象に
- 仕事が原因の病気やケガの医療費も給付対象
加入対象者
- 対象となるフリーランス
- 主たる収入を事業所得で得ている
- 労働者を常時使用していない
- 青色申告を行っている
- 業務委託を受けて仕事をする人
- 例:ITエンジニア、デザイナー、ライター
- 例:配達員、運転代行
- 例:芸能関係者、プロスポーツ選手
加入のメリット
補償内容
- 業務災害の補償
- 仕事中の事故やケガ
- 過労による病気
- 通勤中の事故
- 給付内容
- 医療費の給付
- 休業補償
- 障害が残った場合の補償
- 遺族補償
特に重要な保障事例
- 在宅勤務中の事故
- 移動中の事故
- 過重労働による脳・心臓疾患
加入手続きと費用
加入方法
- 加入の流れ
- 労働保険事務組合への申込
- 必要書類の提出
- 審査・承認
- 必要書類
- 特別加入申請書
- 青色申告の写し
- 事業内容が分かる書類
保険料
- 保険料の計算について:
- 給付基礎日額は3,500円から25,000円までの16段階から選択
- 年間保険料は給付基礎日額の365日分の0.3%
- 具体例:給付基礎日額10,000円の場合、年間10,950円
保険料について補足
- 選択可能な範囲
- 3,500円から25,000円までの16段階から選択
- 選択した額は都道府県労働局長の承認が必要
- 選択の基準 実際の収入に基づいて適切な金額を選ぶ必要があります。1日あたりの収入を基準として選択することになります。
例えば:月収30万円の場合の目安
300,000円 ÷ 30日 = 10,000円程度
月収45万円の場合の目安
450,000円 ÷ 30日 = 15,000円程度
ただし、
- 収入の証明方法
- 変更の可否
- 青色申告の内容との整合性
などの詳細は、都道府県労働局または最寄りの労働基準監督署に確認する必要がありそうなので各自ご確認頂ければと思います。
- 補償内容の詳細:
- 休業補償:休業4日目以降、1日につき給付基礎日額の80%(うち20%は特別支給金)
- 障害補償:
- 1~7級:年金給付(年間313日分~131日分)
- 8~14級:一時金(503日分~56日分)
- 遺族補償:遺族の人数に応じて年間245日分(4人以上)~153日分(1人)
- 対象となる事業の明確化:
- BtoB(企業間取引)の特定受託事業が基本
- 同種の事業のBtoC(対消費者取引)も補償対象
- 具体例として「電子機器の製造」「通訳」などを追加
- 加入手続きの具体化
- 特別加入団体を通じての加入が必要
- 申請書は労働基準監督署長を経由して都道府県労働局長に提出
- その他の給付:
- 介護補償給付
- 社会復帰促進等事業による特別支給金
- 葬祭料の具体的な金額(31万5千円+給付基礎日額30日分 or 給付基礎日額60日分の高い方)
よくわからないのでAIに計算してもらいました
説明だけ見てもよくわからないので、AIに計算してもらった結果がこちらです。
仮に給付日額を1万円(月30万円程度)と設定した場合のもろもろの想定です。
- 年間保険料
- 10,000円 × 365日 × 0.3% = 10,950円(年間)
- 月額に換算すると約913円
- 休業補償(4日目以降)
- 1日あたり: 10,000円 × 80% = 8,000円
- 内訳:補償給付60%(6,000円)+ 特別支給金20%(2,000円)
- 障害補償
- 第1級(年金):10,000円 × 313日 = 3,130,000円/年
- 第7級(年金):10,000円 × 131日 = 1,310,000円/年
- 第8級(一時金):10,000円 × 503日 = 5,030,000円
- 第14級(一時金):10,000円 × 56日 = 560,000円
- 遺族補償(年金)
- 遺族4人以上:10,000円 × 245日 = 2,450,000円/年
- 遺族1人:10,000円 × 153日 = 1,530,000円/年
- 葬祭料 次の2つのうち、高い方が支給:
- ①315,000円 + (10,000円 × 30日) = 615,000円
- ②10,000円 × 60日 = 600,000円 → この場合は615,000円が支給
休業補償の休業ってどういう状態?
休業って例えばどんな場合かAIに尋ねました。
正確な答えなのかわかりませんが、AIによると以下のような場合だそうです。
- 怪我の場合
- 仕事中にPCモニターに頭をぶつけて怪我をし、3週間の通院が必要になった
- 通勤中に転倒して骨折し、2ヶ月入院することになった
- 長時間のPC作業で手根管症候群になり、手術・リハビリが必要になった
- 病気の場合
- 過重労働が原因で体調を崩し、入院が必要になった
- 長時間作業による腰痛で数週間の治療が必要になった
- 仕事が原因のストレスによる精神疾患で療養が必要になった
補償の具体的な例(給付基礎日額10,000円の場合):
・4日目以降:1日あたり8,000円支給
例)1ヶ月(30日)休業した場合
→ 8,000円 × 27日 = 216,000円が支給
(最初の3日を除く27日分)
特徴的なのは:
- 労災指定医療機関なら治療費は無料
- 休業補償と治療費の両方がカバーされる
- 通勤中の事故も対象になる
注意点とアドバイス
気をつけるべきポイント
- 業務災害の認定
- 業務上・外の判断基準
- 通勤災害の範囲
- 加入前の確認事項
- 既存の保険との重複確認
- 補償範囲の確認
- コストパフォーマンスの検討
まとめ
フリーランスの労災保険特別加入は、僕らフリーランスにとって大きな福利厚生の一歩となりそうです。
なにより、日額1万円で月々1000円行かないくらいっていうのはフリーナンスと比べても半分以下なのでだいぶお得にみえます。
特に:
- 業務中の事故や病気への備え
- 通勤中の事故への保障
- 過労死などへの補償
- 遺族補償
といった点で、より安心して働ける環境づくりに貢献してくれそうですよね。
加入を検討されている方は、自身の業務内容や既存の保険状況を確認した上で、メリット・デメリットを検討してみてください。
所得補償の保険がいくらくらいでどのくらいの恩恵を受けられるのか知りませんが、たぶんこっちを優先したほうがいいのかなという雰囲気ですよね。
ちなみに、こちらが公式サイトになりますので加入を検討する上で実際にご自身でご確認いただければと思います。
僕の場合は在宅なのであまり危険性に合うリスクは低いですが、エンターキーを強くはじきすぎて小指が折れた際に備えて前向きに検討したいと思います。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!
※当記事はAIによる情報を含んでいますので、正確な情報に関しては必ずご自身の目で一度お確かめ頂ければと思います。