AIサービスを使っている人なら知っている人も多いであろうClaudeで有名なAnthropicからパソコンを使用する人間にとっては脅威(or最高のパートナー)になりうるComputer use modelの発表がありました。
Introducing an upgraded Claude 3.5 Sonnet, and a new model, Claude 3.5 Haiku. We’re also introducing a new capability in beta: computer use.
Developers can now direct Claude to use computers the way people do—by looking at a screen, moving a cursor, clicking, and typing text. pic.twitter.com/ZlywNPVIJP
— Anthropic (@AnthropicAI) October 22, 2024
超簡単に言うと“AIが人間のようにPCを操作できるようになります!”という感じです。
日本語でまとめてくれてる記事もいくつか出てましたが、以下をご紹介しておきますね。
ついにAIがPCを操作 Claude 3.5 Sonnetに作業自動化する「Computer use」
現時点では僕はOpenAIのChatGPT(画像生成や英会話練習、複雑な計算など)とこのClaude(AfterEffectsの以下のエクステンション開発など)の二つに課金しています。
あと40個くらいで100..!
まだまだ少ないですがそれっぽい見た目になってきました。#AfterEffects #originalextension https://t.co/609k0Ve5tC pic.twitter.com/mw5DgzD4jW— イノシタ@フリーランス×映像クリエイター (@Inoshita0427) October 21, 2024
これまで映像クリエイターは“寝る前にPCでレンダリングをかけて寝る”みたいなフローが一般的でしたが、この機能が進化するとレンダリングどころか“過去の自分の作品を参考にAfterEffectsでこのサービスのオープニングモーショングラフィックス作っといて出力しておいて”とかもできるようになっちゃうかもですね。
楽しみなような怖いような笑
ちなみに過去のデザインの踏襲についてはすでにイラレのbeta版で組み込まれてるようで、適当に組んだものに対して色味やフォントなど自動で合わせてくれる様子を見ることができます。(静止画デザインなので動画になってくるとまた難しいのかもしれませんが)
nvm we’re so cooked pic.twitter.com/niF8E3QYFc
— Aleks (@aleksliving) October 17, 2024
実写が必要な場合においても生成AIで以下のポストくらいのリアリティがでるようになってきているようなので、なんなら“オープニングからエンディングまで丸っと音効含めて映画作っといて”みたいなこともできるようになっちゃう未来がすぐそこまで来てたりして。。
It looks so real and creates a whole new level of horror. What is reality, what is fiction? Soon it will be impossible to keep it all straight. pic.twitter.com/eklxl1ZLRG
— Chubby♨️ (@kimmonismus) October 20, 2024
現時点ではまだ実務的にAIを映像に対してメインで使うのは難しいですが、先日もChatGPTの生成画像のおかげで素材としてとても助かった案件があったりもしたので、今後きっちり法整備やモラル感なども醸成されつつちゃんと市場が成熟していってほしいですね。
ということで、最近のAI事情について少し取っ散らかった内容になりましたが映像クリエイターの自分としては恐れよりは楽しみのほうが近いかな~という感覚の内容でお送りさせて頂きました。
今後もAIや映像に使えそうなテクノロジーを日々キャッチアップしてご紹介できればと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました!